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03月02日-01号

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  1. 紫波町議会 2010-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 紫波町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    平成22年  3月 定例会(第476回)       平成22年3月紫波町議会定例会(第476回)会議録平成22年3月2日、平成22年3月紫波町議会定例会(第476回)は紫波町役場に招集された。◯応招議員(22名)  1番   高橋 進君      2番   藤原栄孝君  3番   北條喜久男君     4番   鷹木嘉孝君  5番   佐々木栄子君     6番   深澤 剛君  7番   細川惠一君      8番   中川秀男君  9番   石川喜一君     10番   藤原惠子君 11番   須川敏昭君     12番   岡田尚治君 13番   横澤敏男君     14番   照井利継君 15番   本野喜信君     16番   田村勝則君 17番   佐々木雅博君    18番   大沼秀一君 19番   阿部王洋君     20番   村上 充君 21番   小田島英二君    22番   武田平八君◯不応招議員(なし)◯会議事件(1)議案第1号 紫波町保育の実施に関する条例(2)議案第2号 紫波町デイサービスセンター条例の一部を改正する条例(3)議案第3号 紫波町地域支援事業サービス手数料条例の一部を改正する条例(4)議案第4号 紫波町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例(5)議案第5号 紫波町一般職の職員の給与に関する条例及び紫波町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例(6)議案第6号 紫波町次世代育成支援後期行動計画の策定に関し議決を求めることについて(7)議案第7号 紫波町下水道中期ビジョンの策定に関し議決を求めることについて(8)議案第8号 紫波町水道ビジョンの策定に関し議決を求めることについて(9)議案第9号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(10)議案第10号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(11)議案第11号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(12)議案第12号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて(13)議案第13号 町道路線の認定に関し議決を求めることについて(14)議案第14号 平成21年度紫波町一般会計補正予算(第9号)(15)議案第15号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)(16)議案第16号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)(17)議案第17号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)(18)議案第18号 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)(19)議案第19号 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)(20)議案第20号 平成21年度紫波町水道事業会計補正予算(第5号)(21)議案第21号 平成22年度紫波町一般会計予算(22)議案第22号 平成22年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算(23)議案第23号 平成22年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算(24)議案第24号 平成22年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算(25)議案第25号 平成22年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算(26)議案第26号 平成22年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算(27)議案第27号 平成22年度紫波町介護保険事業特別会計予算(28)議案第28号 平成22年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算(29)議案第29号 平成22年度紫波町水道事業会計予算(30)発議案第1号 紫波町特別職の職員の旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例(31)発議案第2号 紫波町議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例(32)報告第1号 日詰駅前広場整備工事変更請負契約の締結に係る専決処分の報告について(33)報告第2号 紫波町立片寄小学校校舎耐震改修工事変更請負契約の締結に係る専決処分の報告について(34)議案第30号 財産(建物)の無償譲渡に関し議決を求めることについて(35)議案第31号 人権擁護委員の候補者の推薦に関し意見を求めることについて(36)請願第1137号-1 公営住宅の整備基準や入居収入基準などを自治体の条例に委任しないことを国に求める請願書(37)請願第1137号-2 公営住宅の整備基準や入居収入基準などを自治体の条例に委任しないことを国に求める請願書(38)請願第1138号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め日米FTAの推進に反対する請願(39)発議案第3号 改定貸金業法早期完全施行等を求める意見書(40)発議案第4号 児童福祉施設の基準を条例に委任しないことを求める意見書(41)発議案第5号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTA交渉に反対する意見書(42)閉会中の継続審査の申出   ①請願第1136号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化に関する請願(43)閉会中の継続審査の申出   ①紫波町におけるPPPの可能性に関する調査について   ②議会のあり方に関する調査・検討について   ③地方分権改革に係る事項及び今後の動向に関する調査について(44)議員の派遣     平成22年3月紫波町議会定例会(第476回)議事日程(第1号)                  平成22年3月2日(火曜日)午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 町長演説 日程第4 教育委員長演述 日程第5 議案第1号 紫波町保育の実施に関する条例            (条例審査特別委員会設置・付託) 日程第6 議案第7号 紫波町下水道中期ビジョンの策定に関し議決を求めることについて            (議案審査特別委員会設置・付託)      議案第8号 紫波町水道ビジョンの策定に関し議決を求めることについて            (議案審査特別委員会設置・付託) 日程第7 議案第21号 平成22年度紫波町一般会計予算             (予算審査第一特別委員会設置・付託) 日程第8 議案第22号 平成22年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第23号 平成22年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第24号 平成22年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第25号 平成22年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第26号 平成22年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第27号 平成22年度紫波町介護保険事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第28号 平成22年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託)      議案第29号 平成22年度紫波町水道事業会計予算             (予算審査第二特別委員会設置・付託) 日程第9 議案第2号 紫波町デイサービスセンター条例の一部を改正する条例      議案第3号 紫波町地域支援事業サービス手数料条例の一部を改正する条例      議案第4号 紫波町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例      議案第5号 紫波町一般職の職員の給与に関する条例及び紫波町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例      議案第6号 紫波町次世代育成支援後期行動計画の策定に関し議決を求めることについて      議案第9号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      議案第10号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      議案第11号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      議案第12号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて      議案第13号 町道路線の認定に関し議決を求めることについて      議案第14号 平成21年度紫波町一般会計補正予算(第9号)      議案第15号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)      議案第16号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)      議案第17号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)      議案第18号 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第19号 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第20号 平成21年度紫波町水道事業会計補正予算(第5号) 日程第10 発議案第1号 紫波町特別職の職員の旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例       発議案第2号 紫波町議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例本日の会議に付した事件 議事日程のとおり出席議員(22名)      1番  高橋 進君     2番  藤原栄孝君      3番  北條喜久男君    4番  鷹木嘉孝君      5番  佐々木栄子君    6番  深澤 剛君      7番  細川惠一君     8番  中川秀男君      9番  石川喜一君    10番  藤原惠子君     11番  須川敏昭君    12番  岡田尚治君     13番  横澤敏男君    14番  照井利継君     15番  本野喜信君    16番  田村勝則君     17番  佐々木雅博君   18番  大沼秀一君     19番  阿部王洋君    20番  村上 充君     21番  小田島英二君   22番  武田平八君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により出席した説明員  町長         藤原 孝君   副町長        高橋栄悦君  教育長        川村秀彦君   生活部長       戸塚盛悦君  産業部長       小田島栄太郎君 建設部長       工藤 巧君  経営支援部長     八重嶋雄光君  教育部長       多田祥一君  町民課長       細川 久君   福祉課長       藤尾智子君  長寿健康課長     伊藤美佐子君  農林課長       中田久敏君  環境課長       森川一成君   商工観光課長     佐藤美津彦君  土木課長       多田 薫君   都市計画課長     中村重雄君  下水道課長      巻藤好司君   水道事業所長     高橋 正君  総務課長       小田中悦郎君  企画課長       佐藤勇悦君  税務課長       佐藤 證君   農業委員会長     浦田輝夫君  農業委員会             菅原善憲君   教育委員長      中野英明君  事務局長  学務課長       小田中 健君  生涯学習課長     花篭博文君  代表監査委員     玉山哲史君事務局職員出席者  事務局長       中村利隆君   次長         箱崎茂己君  書記         坂本竜二君 △開会 午前10時00分 △開会の宣告 ○議長(武田平八君) これより会議を始めます。 会議に先立ち、あいさつを行います。 ご起立願います。 一同、礼。 お座りください。 ただいまから平成22年3月紫波町議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △信条唱和 ○議長(武田平八君) 議員の信条を唱和いたします。議員の諸君はご起立願います。 私が表題を言いますので、その後続いてご唱和お願いします。     〔信条唱和〕 ○議長(武田平八君) お座りください。--------------------------------------- △議長あいさつ ○議長(武田平八君) 3月議会でございますので、小職よりごあいさつを申し上げます。 本日、平成22年3月紫波町議会定例会が開会されるに当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 平素議員の皆さんには、町政発展と住民福祉の向上のために、各般にわたり積極的に活動され、その成果を町政に反映するべく不断に重ねておられますご努力に対し、改めて敬意を表したいと存じます。 また、現下の厳しい財政状況の中にありまして、最少の費用で最大の効果を念頭に施策、事業の推進と住民サービスの質、量的向上に努められております執行者の皆さんにも、衷心より感謝を申し上げる次第であります。 さて、一昨年のアメリカ発の金融危機の影響を受けた日本の経済、いまだにその傷がいえることなく景気が低迷し、とりわけ地方経済の冷え込みは厳しく、雇用問題を中心に深刻な状況が続いておりまして、一刻も早く四面楚歌の状況から脱出することを念願する次第であります。 政治面では、昨年9月、54年ぶりに本格的な政権交代がなされ、民主党を中心とする新政権が国民の大きな期待を受けてスタートいたしましたが、3K、いわゆる政治と金、基地問題、景気の問題で国民の失望感が生まれ始め、不安定な政権運営と先行き不透明感が見え隠れしている点が気になるところでもあります。 唯一我々地方にとって期待する点は、地域主権改革を1丁目1番地とする中央集権体制の見直しであります。昨年11月、政府は地域主権戦略会議を立ち上げ、地域主権の確立に向けてその体制づくりに着手いたしました。年度内成立の見通しとなりました国の新年度予算にも、地方が自由に使える財源をふやすために地方交付税総額を1兆1,000億円増額し、臨時財政対策債を含めた実質的な交付税は過去最高額になります。また、地方にとって不必要な義務づけ、枠づけの見直しと条例制定権の拡大、国と地方の協議の場の法制化、さらには分権改革計画を推進するための法律改正も検討されているようであります。 地方自治法の抜本改正の項目として、2元代表制を前提とした自治体の基本構造の多様化に触れている点が注目されるところでありまして、改正されれば地方議会はこれまでの2元代表制の中で行政をチェックする役割にとどまらず、より大きな責任を担い一層のパフォーマンスが演じられる舞台が整います。 こうした国の動きを注視しつつ、しっかりとした備えと対応を施していくべきかと思慮いたします。 さて、藤原町長には、1月の町長選挙におきまして4期目を無競争で当選を果たされました。改めて深甚なる祝意を申し上げる次第であります。この4年間を、これまでの町政の総仕上げと位置づけ、対話を基調とした町民参加のまちづくりで事業に取り組んでいかれることを表明されました。後ほど平成22年度の町政運営の諸施策につきましては、詳細に所信表明がなされると思いますが、国が進めようとしている地域資源の活用と地域力を高める事業への支援や緑の分権改革は、少なからず紫波町が他に先駆けて取り組んでおります循環型社会のまちづくりに追い風になるものと想定されます。この際はウイングを広げて満身に風を受けて事業展開されるのも一考かと存じます。 今定例議会には、既にご案内のとおり全部で29件の議案が提案されており、新年度予算を初め、いずれも町民生活に重要かつ密接に関連する内容のものであります。一般会計、特別会計予算については、設置されますそれぞれの予算審査特別委員会においてご議論いただくとことといたしておりますが、それぞれの議案審議におきましては町民の立場に立った町民本位の厳正・公正な審議がなされることを念ずる次第であります。 新年度において、公民連携手法による紫波中央駅前開発が、いよいよ具体的に事業着手の段階に入り、今後はさらに踏み込んだ議論が行われていくものと思われます。議員各位には、後顧に憂いを残すことのないように、これまでの特別委員会における調査、研究の成果が事業に十分反映され、事業の合理性や必要性など根幹が問われることのないよう、議会としての責任を果たせることをご期待申し上げます。 紫波町水道ビジョンが議案として提出されました。これも特別委員会を設置し、水道事業所の説明をもとに断続的に調査、研究されてまいりました。町民の生活と切り離せない先々の水の確保と莫大な費用を要するインフラ整備の計画をどのように進めていくかについて、町の長期的な方針を決める重要な問題であります。今後に最終的な議論の余地は残しますが、これまで濃密な議論を行ってきました委員会での論点を集約し、妥当な結論が得られるよう望むところであります。 町民に開かれた議会を目指し、取り組んでまいりました議会改革については、昨年7月に開設いたしましたホームページのアクセスも順調に推移しておりますし、11月に開催いたしました議会報告会は町民の高い評価を得たところであり、継続的に開催していくことで住民の議会に対する関心の高まりも醸成されるものと思われます。 一方で、議会に対する厳しい指摘がされていることも見逃せません。それらを貴重な意見として真摯に謙虚に受けとめ、改めるべきは改め、議会に反映できるものは反映し、より充実した形にしていかなければなりません。 執行者とは立場こそ違いますが、私ども議会といたしましても町民参加の議会を実現し、民意を背に政策決定過程に臨むべきですし、開かれた町民参加型の議会づくりを一層進めながら、町民の期待と信頼の確保に努めていきたいと考えております。あり方委員会の委員の皆さんには、引き続きご議論、ご協議いただき、議会改革に向けての英知の結集をご期待申し上げたいと存じます。 費用弁償と政務調査費につきまして、これまで多面的な協議、議論を重ねてまいりましたが、今議会に条例の一部改正について所要の整備を行い、発議案として提出する運びになりました。後ほど提出者より説明がなされますが、費用弁償の日当の支給については、その妥当性に照らし支給しないこととさせていただきますし、政務調査費の交付の再開は、今後国と地方の関係が変わり、分権が推進されていく中で議会の専門性や政策形成力等、これまで以上に求められることから、調査・研究に要する費用の増加も予想されるわけでありまして、政務調査費の十分な活用をもって円滑な議会活動に資することをご期待するものであります。 終わりに、長丁場の今定例会、議員の皆さんにはひとしおご自愛をいただきまして、丁々発止の白熱した議案審議を通し充実した予算議会になりますようお祈りを申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(武田平八君) ただいまの出席議員は21名であります。 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 遅刻通告は、17番、佐々木雅博君であります。 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(武田平八君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(武田平八君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 本定例会において町長から受理した議案は29件であり、お手元に配付したとおりであります。 また、今期定例会までに受理した請願は4件であり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしました。 また、町監査委員から例月出納検査、工事監査、定期監査の報告を受理しており、それぞれその写しをお手元に配付しております。 なお、その他の事項につきましては、お手元に配付したとおりであります。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △行政報告 ○議長(武田平八君) ここで、町長の行政報告をいただきます。 町長。     〔町長 藤原 孝君登壇〕 ◎町長(藤原孝君) 平成22年3月紫波町議会定例会に当たり、町政についてご報告申し上げます。 まず最初に、第15回環境保全型農業推進コンクール優秀賞の受賞についてご報告いたします。有機農業を初めとする環境保全型農業の確立を目指し、農村環境の保全活動を通じ地域社会の発展に貢献している団体として、本町の活動が全国環境保全型農業主催の第15回環境保全型農業推進コンクールにおいて、優秀賞に選定されました。表彰は3月9日、秋田県で開催されます環境保全型農業推進フォーラムにおいて伝達が行われる運びとなっておるところでございます。 環境保全型農業推進コンクールは、環境保全と農業に対する国民の理解を深めるとともに、地域社会の活性化につながる有機農業を初めとする取り組みを支援し、環境保全型農業普及拡大を図ることを目的といたしておるところでございます。当町の受賞は有機資源循環活用を図るえこ3センターを中心とした環境型、循環型農業生産物普及事業や、地産地消と食育、学校給食への地元食材の取り組みなどが総合的に評価され、循環型社会の構築における優良事例として他の模範となると認められたものでございます。 また、今回の受賞は町の取り組みのみならず、農業者の循環型農業への取り組みと努力があればこそ受賞できたものでございます。今回の受賞を励みといたしまして、今の環境を保全し、創造し、100年後の子どもたちに引き継ぐことを目的とした循環型まちづくりへの一環として、今後も環境負荷の少ない農村環境の保全を図りながら、循環型農業に継続して取り組むことに進展を図るべく努力をいたしてまいる所存でございます。 次に、日詰地区まちづくり交付金事業において、ご報告申し上げます。日詰地区まちづくり交付金事業につきましては、平成16年度に策定いたしました都市再生整備計画に基づき、平成17年度から5カ年にわたりまして整備を進めてきたところでございます。都市再生整備計画では、人に優しい道路網の整備による安全性、利便性の向上及びにぎわいの再生を目的と掲げまして、日詰商店街を中心とした26ヘクタールの地域を、4億5,500万円の事業費によりまして基幹事業とし、都市計画道路東裏・中新田線など道路7路線、歩行者専用道路2路線、多目的広場1カ所、情報盤の設置など整備を行ったところでございます。 また、関連事業といたしまして、くらしのみちゾーンにより県道紫波・川井線につきましても整備が図られたところでございます。この事業は今年度が最終年度となることから、昨年12月に外部委員で構成されました紫波町まちづくり交付金評価委員会において、事後評価の審査をお願いいたしたところでございます。その結果、道路整備により通行時の安全性が向上することが見込まれ、日詰商店街を中心としたまちづくりに対する意識の向上が図られたことなどが評価をいただいたところでございます。今後も事業効果が持続できるよう、地域と連携を図りながら、にぎわいの創出、施設の安全管理の確保を行ってまいる考えでございます。 なお、今年度発注いたしました工事のうち、一部のコンクリート構造物の製作及び電柱の移設に関しましては、当初予定より大幅に時間を要することとなりまして、やむを得ず一部の工事を繰り越す予定となっておるところでございます。 ご理解を賜りますようお願いを申し上げまして、行政報告にさせていただきます。 ○議長(武田平八君) 以上で行政報告を終わります。---------------------------------------会議録署名議員の指名
    ○議長(武田平八君) これより本日の議事日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により、議長において     1番 高橋 進君     5番 佐々木栄子君     6番 深澤 剛君を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(武田平八君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月24日までの23日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は23日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定については、お手元に配付いたしました会期日程表のとおりでありますので、ご了承願います。--------------------------------------- △町長の演述 ○議長(武田平八君) 日程第3、町長の演述をいただきます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) 第476回紫波町議会開会に当たりまして、所信の一端を申し述べさせていただきます。 一昨年のリーマンショック以来、巨額の財政支援によります経済対策にもかかわらず回復の兆しが見られず、業種によってはさらに深刻さが増加したと言われておるところでございます。 さらに、経済基盤の弱い我々岩手県におきましては、なお一層の厳しさが深刻になっておるところでございまして、今年2月9日、臨時議会で可決いただきましたきめ細かな経済対策の成果については、今後春に向けまして期待をいたし、早期に回復することを願うものでございます。 県内経済を見ましても、個人消費が総じて低調であり、生産活動も低下傾向にあります。雇用も厳しさが見られ、地元高校の就職内定率が前年を下回っておるところでございまして、このような中で現在自治体、学校、民間が中心となっていわて未来づくり機構を立ち上げておるところでございまして、当面の課題といたしまして農商工連携が取り上げられ、雇用の確保に努めておるところでございます。 我々地方自治体にとって真の地方分権改革は、地方の役割をより拡大させるとともに地域の自主性、自立性の確立を図り、住民の満足度を高め、多様性と創造性にあふれた社会を構築することにあり、どこに住もうが豊かな自治を享受することでございます。 町村の発展なくして国の発展はあり得ません。多様な国土に多様な自治体があり、そして個性に満ちた自治体であることが日本の発展と活力の源泉であり、国土の環境を保全しているのがまさに我々町村であります。全国町村会は国と地方の協議の場を提案いたしておりますが、地方分権改革の一層の推進においても政府は早期に場の設置に向けていくべきであり、総じて町村は税源に乏しい中で福祉の充実、環境政策の充実等、住民ニーズ、そして政策課題に対応する重要な役割が求められておるところでございます。 このように厳しい財政運営に強いられておる我々町村が、より自主性と主体的な地域づくりを進めるためには、税源移譲と偏在性の少ない安定的な地方交付税の増額を、そして充実を要望していく必要がございます。 公的資金の繰上償還につきましては、財政の健全性を確保するためには、対象要件を緩和、拡大を強く要望をいたしてまいります。本町においては、平成22年度において例年より多い繰上償還で健全財政をクリアしてまいる所存でございます。 先般政権交代があり、現政権はコンクリートから人へと基本姿勢が大きく変化し、公共事業から家計支援へと、家計に直接給付を通じて可処分所得を増加し、個人消費を刺激しようとするシナリオをつくり、内需主導型の経済成長を実現しようといたしておるところでございます。その例といたしましては、子ども手当、高校授業料の無料化、農家の戸別補償制度、高速道路無料化等でございます。国家予算も一般会計総額で92兆2,992億円となり、その財源を確保するため新国債発行が前年比においては11兆円増で44兆3,030億円となったところでございます。債務残高は国と地方合わせて862兆円ございまして、GDP比においては181%となっておるところでございまして、先進諸国においては最悪の水準となり、国際金融市場からの信頼が薄れることは確実であると思われます。今後財政見通しを立てて新たな制度設計をすることが必要であると思います。 ひと、こころ、いのちの和で育むゆたかな未来として快国宣言の町を掲げ、紫波町総合計画は平成13年4月から始まり、4つのキーワードで多くの事業を展開してまいったところでございます。この間、市民参加条例が制定され、一層住民参加が充実し、信頼される行政を目指してまいったところでございます。 また、これに続く第2次総合計画も策定作業が進行いたしており、策定に当たりましては、ワークショップで多数の町民の皆さまと次代を担う職員が中心となり、検討を重ねておるところでございます。9月をめどに基本計画案の策定が終了し次第、議会に提案いたし、議決をいただいた後に住民説明会を開催いたしてまいる所存でございます。 豊かで個性あふれる多様性のある地域社会の構築に向けて、引き続き行財政計画に取り組んでまいる所存でございます。 以下、7点について申し上げさせていただきます。 第1点目でございますが、健康で安心して暮らせる地域社会の育成でございます。 子育て支援の一環として、こどもの家を充実いたしてまいります。古館こどもの家の改築につきましては、木造建築で改築をすることが決定し、平成22年度となりましたが、古館公民館との増築と合築でございますけれども、できるだけ早い時期に使用できるように努力をしてまいります。今後はこどもの家が要望される地域につきましては、地域と密着した運営が望ましく、子育ては地域で支えることを目的といたしてまいりたいと思います。 認定こども園につきましては、新しい制度で幼保を一貫で行うところでございまして、長い歴史を持つ日詰幼稚園で本年度中に増築いたしまして、4月から開設されることになりました。このことで保育に欠ける幼児が入園することにより、保育環境が充実されるところでございます。また、これを機に幼保の連携が促進されまして、就学前児童の保育環境が充実されたところでございます。 老朽化いたしました中央保育所のあり方でございますけれども、現在地を含めて検討をする必要がございます。建築は昭和51年でございまして、交通アクセスを含めて検討の時に入っておるところでございます。 次に、次世代育成支援行動計画は、地域の笑顔は子どもの未来とし、国の次世代育成支援対策推進法に基づきまして平成17年3月に策定され、本町においては平成17年から平成21年までの5カ年につきましては前期計画が策定されたところでございます。平成22年度から平成26年度までの後期計画に当たりまして、今般計画の見直しをいたしたところでございます。 合計特殊出生率は、平成11年が1.30%で最低でございましたが、平成19年においては1.40%とやや回復したとはいえ、人口を維持するため必要な合計特殊出生率は2.08%であります。大きく下回っておる現在、働き方を見直すなど雇用面の政策面を重視し、少子化対策は未来への投資と考えていく必要があり、方向性を示しながら充実を図るプログラムを後期計画で策定するものでございます。 子育て不安解消につきましては、虐待をつくらない社会づくりを目指し、要保護児童対策地域協議会を充実し、関係者の一層の連携を深め、養育不安解消に努めてまいります。 子ども手当につきましては、子育て世代の経済的養育不安の解消を目指すことを目的といたしまして、支援支給対象児童の見込み数においては4,200名でございます。今年度は従来からの児童手当相当分の負担割合に変更はありませんが、子ども手当創設によりまして、児童手当と併給される金額及び中学生支給分は、子ども手当交付金として交付されるところでございます。 障害者福祉につきましては、障害のある方々が地域でそれぞれの能力に合った自立した生活ができるための支援を行います。そして、ノーマライゼーション社会の構築を目指し、住みやすい町のために施設を整備するに当たりましては、ユニバーサルデザインを推進いたしてまいります。第2期障害者福祉計画に基づき、障害者福祉サービスの充実に努力をしてまいります。 後期高齢者医療制度が発足いたしまして、2年が経過しようといたしておるところでございます。厚生労働省においては、高齢者福祉制度改革会議が昨年11月に発足し、平成22年度末に最終案を取りまとめ、平成23年度1月に法案を提出し、平成25年4月からの新制度施行とのスケジュールを示したところでございますが、現制度を10年以上の議論を重ねて施行に入ったことから、このスケジュールどおりに進行するのかどうかの不安は残りますけれども、新制度に向けての議論がなされるものと思っておるところでございます。 高齢者福祉事業については、人口動態を見ますと75歳以上の人口の増加にいたしておりまして、前年比において172名増加し、高齢化比率においては23.1%でございます。在宅サービスでは、ひとり暮らし高齢者の安心を確保する緊急通報装置貸与事業においては、4件の通報があり病院に搬送されたところでございます。その他、お楽しみ会実施事業においては旅行会を実施し、施設サービスにおいては高齢者生活福祉センターの活用、東根山温泉館ききょう荘の活用が増加をいたしておるところでございます。 介護予防事業においては、特定高齢者の中から介護予防教室にご参加いただきまして、ケアプランを作成し予防サービスを提供いたしておるところでございます。 包括支援事業においては、年間20回の生活支援部会を開き、86件の支援の検討を重ね、総合相談事業においては604件の相談に応じておるところでございまして、さらに地域密着型サービス事業者と連携をいたしまして、紫波町認知症何でも相談所を町内4カ所で設置し、身近な相談対応ができる体制を整えたところでございます。 高齢者の健康対策といたしましては、新たに肺炎球菌ワクチン接種費用の一部を補助する制度を立ち上げてまいったところでございます。 また、少子化対策といたしまして、不妊治療には多額の費用負担を要しますことから、経費の一部を補助しようとするものでございます。年1回で5年間限度に、補助金は1人1回5万円といたします。この制度を活用し、1人でも多くの後継者の誕生を願うものでございます。 また、昨年秋から新型インフルエンザが流行いたしてきましたが、平成22年度におきましては3歳以上の就学前児童を対象とし、季節性インフルエンザの予防接種を受ける際、費用の一部を補助しようとするものでございます。補助額につきましては、年1回といたしまして1人2,000円とするものでございます。 元気はつらつ事業においては、町民が健康で元気はつらつと暮らせる社会を構築するための元気はつらつ白書を策定し、事業内容を検証し、年々精度の高い事業内容で健康推進を図っておるところでございます。元気はつらつとなるために、母子健康事業、成人保健事業、栄養改善、元気づくり事業、予防接種事業を実施し、町民の元気度を示して一層の啓発活動を進めてまいります。このことで元気はつらつな町民がさらに増加してくるものと確信をいたしておるところでございます。 介護保険制度につきましては、発足以来9年を経過し、平成21年度から第4期介護保険制度が開始されまして、現在保険料が全国的に上昇いたしておるところでございますが、本町においては第3期と同額の据え置きしたところでございまして、全国レベルから見ましても低額となったことは、本町は元気な高齢者が多いこと、そして健診制度が普及しておるあらわれと思っておるところでございます。今後も生き生きと自宅で暮らせる環境と地域で支える社会を構築してまいる所存でございます。通所型介護予防事業、訪問型介護予防事業、そして生活機能評価などを行いまして、要介護状態になることを予防いたしまして、活動的で生きがいのある暮らしができるように支援をいたしてまいります。 次に、第2点目でございます。循環型社会で産業が潤いのある暮らしの政策実現であります。 商店街空き店舗活用支援事業においては、各商店街の空き店舗の活用を支援するものでございます。本事業によりまして商店街に出店をしようとする事業者に対しまして、家賃の一部を助成するものでございます。また、若者創業支援といたしまして、空き店舗を活用したチャレンジショップ、あるいは観光案内所設置を検討いたしておるところでございます。 インキュベーションシステム機構事業においては、厚生労働省の助成事業であります地域雇用創造推進事業を活用し、中長期的創業支援をいたしまして、雇用創造を実現するものでございます。 空き民家調査事業においては、町内空き民家、町屋あるいは空き農家の状況を調査し、所有者から今後の維持、管理、活用に関する考え方、賃貸の可否などを調査いたしまして、賃貸可能な物件においては紫波暮らし体験施設といたしまして貸し出しすることにより、交流事業拡大につながるものと思っておるところでございます。 にぎわい創出環境整備事業においては、町産材を活用してお祭り3点セット、町屋イベント用の仮ステージ、観客用ベンチ、移動屋台等を町内の各種イベントに貸し出しする環境をつくろうとするものでございます。 次に、住宅リフォーム奨励事業においては、町内事業者で住宅リフォームを行った方々に対しまして、商品券を交付するものでございます。この事業を実施することによりまして、工務店支援、商工業の支援を行うものでございます。 次に、消費者保護事業でございますが、盛岡広域事業といたしまして、盛岡市に消費生活センターを設立し、地域内での相談、啓発活動など消費者保護をしようとするものでございます。 循環型エコプロジェクト推進事業においては、二酸化炭素削減に結びついた事業を一本化し、CO2の削減量を申請者に明確にすることで、参加の意義があらわれます。そして、削減量に応じたクーポン券を差し上げ、エコショップ店での商品と交換することでございます。期待される効果といたしましては、CO2削減量を数値化し、見える形でこのことで二酸化炭素排出量削減の取り組みの活性化と意欲を創出することが目的でございます。この事業による二酸化炭素削減量は、3,114トンと予想いたしておるところでございます。補助金制からクーポン券にすることにより、町内経済の循環にもつながり、またエコショップ拡大のPRともなります。例外といたしましては、資源リサイクル運動奨励金事業と町産材利用住宅奨励事業については、現行どおりの補助金制といたしまして、本事業の実施に当たりキャラクターを採用いたしましたが、これは紫波総合高校生からの提案で、そしてデザインも紫波高校生でつくられたものを採用いたしたものでございます。 次に、農業基盤の確立と食育推進で活力ある地域づくりでございます。農林業経営を取り巻く環境は依然として厳しく、要因も複雑多岐にわたっておりますことから、これまで以上に経験と技術が求められておるところでございます。 このようなことから、町内産業の基盤である農林業の支援が急務でありますことから、新規就農支援事業といたしまして、新たに就農する方、そして新規就農による定住促進を目的といたしまして、この事業を実施するものでございます。町外より転入して就農する方、または新規に就農する方、町内の学卒者で新たに就農する方、他の就労先から転職して就農する方に対しまして、県に登録された経営体の後継者の方を対象とし、支援をしようとするものでございます。 内容は、農業実習者の家賃助成、研修先への助成を基本に、将来町内で農業経営者として活躍していただける方に対しましてでございます。盛岡管内においての新規就農者受け入れ農家が19戸ございますが、町内においては7農家ございます。その方々と一体となりながら、新規就農者の支援をしてまいる所存でございます。 新しい技術として導入いたします土ごと発酵栽培については、圃場表層に木質チップなど粗大有機物を大量に使用し、表層だけ浅く耕運することにより、土壌と粗大有機物が発酵されまして、発酵過程の微生物によって排出されるアミノ酸やミネラルによりまして土の団粒化を急速に進め、植物の生育に必要な必須微量要素の土の中でアミノ酸やミネラルが吸収されやすくしようとする栽培方法でございます。この結果、植物の健全化がさらに進み、収穫物の味においてもよい方向に変化いたしていくものでございます。土壌管理と並行し、月の満ち欠け、潮の流れなどと関係する植物の生理管理にも注目いたしながら、紫波フルーツパークで実験を行い良好な結果が出ておりますので、農家へ普及できる段階に入ったところでございます。 次に、食品加工技術取得支援補助金事業については、農家の6次産業化による農家所得の増加に寄与することを目的といたしまして、県内において農産加工販売により成果をおさめておる先進地の団体等において、技術取得のための研修を受講する方に対しまして、宿泊費、交通費、受け入れ先の謝金、その他研修に必要な経費を助成しようとするものでございます。対象は、町内に住む農産加工を志す方についてでございまして、最長3カ月といたします。毎年2名ぐらいを予想いたしまして、3カ年事業として推進をする予定にしておるところでございます。 次に、農林振興公社設立については、現在の厳しい農林業の現況を見るとき、この現状を脱出するには担い手である農業者はもとより、関係機関である農協、農業普及改良センター、町が一体となって取り組む必要がございます。農地保全、流動化、林地の有効活用を含め、総合的に町内農林業の振興に寄与しようとするものでございます。平成22年を準備期間とし、研修と議論を深め、本町には食料自給率が170%の町であり、その優位性を生かし農家所得の向上に向けてまいる所存でございます。農業と観光は一体のものでございまして、観光客の要求は地域の生活を楽しむ体験型に変わっておるところでございます。この点を生かすのは公社の役割であるとも思います。活力ある農業にするための取り組みを進めてまいる所存でございます。 次に、食育推進については、循環型まちづくりの一環とし、食育に関する取り組みがなされ、町の保健活動での食育指導、学校での食育指導、学校給食での食育と広く活動しておるところでございます。平成22年事業といたしましては、小・中学生の親子をターゲットにいたしました食育を推進するとともに、子育て世代、学校関係者、食育関係団体と協働し、町民からの提案の食育推進事業8事業について取り組みながら、幅広く地産地消の普及拡大を推進してまいる所存でございます。 次に、松くい虫対策については、本町においては北上川と国道396号線周辺に囲まれた東部地区において松くい虫被害が発生し、県の松くい虫被害防除監視帯として、北限に位置いたしておるところでございます。平成12年度から被害が発生し、防止対策を実施しておるところでございますが、対策については岩手県松くい虫被害対策事業推進大綱に基づく岩手県松くい虫被害対策事業推進計画によりまして、実施をいたしておるところでございます。 森林整備加速化林業再生事業においては、平成21年度から23年度までの3カ年事業でございますが、都道府県に基金を造成し、定額助成方式によりまして間伐及び路網の整備、あるいは伐採から搬出利用と一貫して取り組むとともに、間伐材のフル活用、地域木材、木質バイオマスの利用の一貫した取り組みを進める事業でございます。本町においては、古館コミュニティーセンター建築が採択となり、事業実施の予定であります。 紫波フルーツパークの運営につきましては、生産目標ワインで5万本が平成22年度に達成する見通しがついたところでございます。製品につきましては、ワインソムリエによる高い評価を得ている品質もございます。さらに、販売拡大が求められておるところでございます。また、本町はワイン専用品種であることによって、約1年間貯蔵する必要があり、資本不足でありますことから、今定例会補正予算において増資をお願いいたしておるところでございますので、よろしくご審議をお願い申し上げたいと思います。 次に、第4点目でございます。地域で生活基盤の充実した政策でございます。 社会資本としてのインフラの整備は、安全・安心に暮らせる社会の実現を目指す基本でございます。下水道事業につきましては、豊かな環境をつくり、快適な暮らしが未来につなげる下水道を基本理念とし、4つの基本方針に基づき、お客様に最適サービスを提供してまいるところでございます。 第1に、快適な生活を支える下水道といたしましては、汚水処理の100%普及達成、接続率の向上、汚水処理計画の最適化であります。 第2に、安全・安心な暮らしにつなげる下水道では、浸水被害の軽減、施設の耐震化の推進、計画的な改築更新でございます。 第3点目に、町民と協働して環境を守る下水道としては、下水道環境の構築、環境に配慮したまちづくりへの貢献でございます。 最後に、第4点目でございますが、持続可能な事業運営ができる下水道といたしましては、経営基盤の強化、包括的な民間委託の強化でございます。予算編成に当たっては、下水道事業中期経営計画及び経営方針書に基づきお客様の満足度を最大化し、より効率的に事業の運営に努めてまいる所存でございます。 下水道施設の建築につきましては、稲村地区、西七久保地区、蔭沼地区を重点的に整備し、雨水対策においては下川原ポンプ場の耐震化工事、または包括的委託されております処理施設については、モニタリングにより適正な運転管理を目指してまいるところでございます。 町管理型浄化槽につきましては、4年間で398基設置し、今年度は区域が拡大することからSPCと連携いたしまして、さらに普及に努めてまいる所存でございます。 水道事業につきましては、現行料金を維持しながらサービスの質の向上を目指し、限られた経営資源を適正に配分し、財政基盤の強化と将来にわたり安全・安心で提供できる水道事業経営を基本に予算編成を行ったところでございます。浄配水場の運営管理業務を包括的に委託し、合理的な管理、運営に努め、中期経営計画においては企業債の繰上償還1億2,730万円を行い、後年度負担の軽減を行ったところでございます。古館揚水場の更新に合わせた揚水場、配水施設の事業実施に向けて可能性調査を進めてまいるところでございます。 平成23年度から下水道においては、地方公営企業法の適用を見込んでおるところでございますが、行財政の厳しい状況下において収支の状況を明確にすることにより、説明責任を果たすために収支改善につなげるものといたしまして、企業会計に取り組んでまいるところでございます。 次に、都市計画マスタープランの策定でございますが、上位計画であります紫波町総合計画が平成23年度から実施されるに当たりまして、その理念のもとに望ましい都市像を目指すために、都市計画マスタープランの改定を行おうとするものでございます。策定に当たりましては、全体構想、地域構想、都市像の実現用途等を骨格とするものでございます。 紫波中央駅前につきましては、都市再生整備計画に基づきインフラの整備を進めておるところでございます。魅力的なまちづくりを推進するために、公民連携基本計画に基づきデザインガイドラインを策定いたしておるところであります。平成22年度からはガイドラインに従って景観形成を図り、良質な都市空間を整備して、町の価値観を高めてまいるところでございます。 日詰駅前地区区画整理事業につきましては、町屋の移転についてはほぼ終了いたしまして、平成22年度に工事関係が全部完了することになります。長年の念願でありましたこの事業は、地権者の財産をご提供いただき、換地も完了するめどがついたところでございます。平成23年度には換地、登記関係の作業となり、今後につきましては、駅前にふさわしい地域づくりのために、地域の皆様と協働して地域づくりをしてまいる所存でございます。都市計画道路の整備は、現在幅員が狭く、継続して事業を進める計画でございます。子どもたちが安全に通学できる通学路の確保に努めてまいる所存でございます。 木造住宅の耐震改修支援事業につきましては、災害に強いまちづくりの一環でございまして、町民の関心がいま一つでございますが、町民に啓発活動を行い事業の促進を図ってまいる所存でございます。 次に、第5点目でございます。躍進を目指す我が町でございます。 本町は、約12年前に公共施設を集約させる目的で、紫波中央駅前の土地を岩手県住宅供給公社より取得いたしたところでございますが、現在まで地域経済活動の閉塞とともに町の財政状況が悪化した理由から、手つかずのまま現在に至ったところでございます。しかしながら、町の中においては一等地と位置づけられたこの地域開発は、町の将来の命運を左右しかねないことを思いながら、民間資金を活用し推進することであれば開発の可能性があり、公民連携による整備プロジェクトとなったところでございます。当プロジェクトは公共施設と民間施設が混在する施設整備となりますので、まちづくりの会社であるオガール紫波が主体となって推進し、公共施設は町が所有し、民間施設SPCが所有する事業展開になるところでございます。 平成22年度は、情報交流プラザの実施計画、建築確認、そして工事着手というスケジュールが進行いたします。インフラ整備においては、南北線の改良工事、フットボールセンターの造成工事に着手し、グラウンド及びクラブハウスの整備事業は来年度末までに終了し、新年度供用開始に向けてまいる所存でございます。公民連携プロジェクトは、いよいよ具体的な事業に着手し目に見えてまいりますが、図書館についても平成24年度開館に向けて運営準備に入ってまいる所存でございます。 新庁舎の建設計画につきましては、庁舎建設検討委員からは紫波中央駅前がふさわしいとの検討結果を得ておるところでございますので、準備期間に入るべきでございます。役場庁舎は町民の財産でありますとともに、町のシンボルとなりますことから、多数の町民の意見を集約するなど議論を重ねてまいります。現庁舎においても斬新的なデザインでございますが、紫波町にふさわしい庁舎にすべきと考え、決して高価な建築物ではなく、機能性に富み、町のイメージにふさわしい庁舎を目指してまいります。 次に、市民参加条例施行以来、条例に基づき多数の案件が審議されてまいりました。また、条例に基づく政策提言も受けたところでございます。市民は住みよい町とは何かを考え、責任を持って自主的かつ主体的にまちづくりにかかわっていただき、お互いが信頼関係を保ちながら参加と協働を推進しようとするものでございます。 地区創造会議は、各地域で実施を目標といたしておりますが、未着手地域が3地区ございまして、それぞれの地域事情がありますが、今後とも継続して実施をいたしてまいります。 昨年度から始めました地域づくり活動補助金制度が好評なことから、スタートアップとステップアップの両補助金制度につきましては、公開審査を行いながら継続して実施をしてまいる所存でございます。 以上の事業につきましては、先進事例として取り組んでまいりますが、多くの町民の中で議論を交わしながら進めていくことにより、躍進する紫波町の発展につながるものと確信をいたしておるものでございます。 次に、6点目、住民に信頼される行政を目指す活力あるまちづくりについてでございますが、いわて環境マネジメントシステム・スタンダード、いわゆるIESの審査を毎年受けておるところでございまして、ステップ2の適合する紫波町役場環境マネジメントシステムとして認証されておるところでございます。総合評価といたしましては、軽微な不適合2件、観察項目4件でございますが、この件数につきましては容易に修正可能な点でございますので、すぐに改善をいたしたところでございます。 今後においてもこのシステムに継続的に取り組み、このシステム活用した一般業務の改善にも反映をさせてまいりたいというふうに思っておるところでございます。 財政計画においては、持続的に自立できる紫波町行財政計画に基づき、計画的に運用されておるところでございます。この計画は担当者のみならず、全庁からのメンバーでそれぞれの段階のメンバーで構成されておるところでございまして、政策展開システムによる事業推進とともに、あわせて行政評価といたしまして活用しておるところでございます。経常経費比率85%と実質公債費比率18%未満達成を目指しておるところでございまして、このことから平成22年度は経常的に経費の見直しをするとともに繰上償還を予定いたしておるところでございます。 情報公開提供システムの充実につきましては、情報公開システムの改善を図りながら、情報項目をさらに充実いたしながら、住民に内容を公表することによりまして、理解を深め、ご協力を得てまいる所存でございます。 公共交通のあり方につきましては、高齢化社会となり、自家用車の運転が困難になる方が年々増加いたしておるところでございます。このようなことから、公共交通のあり方が重要になってきておりまして、現在、岩手県交通に対しまして、路線確保のために補助金を支出いたしておるところでございますが、このことで路線確保につながっておるところでございますが、コミュニティーバスすこやか号の運転を実施いたしておるところでございますが、路線あるいは運行時間帯において住民の方々から要望を受けておりますので、さらに充実した内容にいたしますように改善を図ってまいる所存でございます。 安全・安心のまちづくり推進は、まちづくりの基本であり、住民満足度の高さは安全・安心に対する対応がいかに充実していくかにあります。災害を想定した訓練を継続的に実施し、それが住民に見える形での住民との協働で行うことが大切でございます。このことから今年度総合的災害訓練は西部地区に予定をいたしておるところでございます。現在、住民による自主防災組織は4組織結成されておるところでございますが、今後も人口が高齢化し、防災関連も地域で支えていく必要がございますことから、組織拡大に努めてまいる所存でございます。庁舎内の防災訓練につきましては、職員の資質向上と連帯感の高揚を図る意味からも含めて、職員による庁舎内の防災訓練においては、2回以上実施する予定をいたしておるところでございます。 政策展開システム、環境マネジメントシステム、防災訓練を通じて、職員意識の高揚とみずからが新しい事業に取り組む意識を持ち、コンサルティング能力を養う力を高めるために、そして迅速で信頼性の高い組織経営体としての行政経営の理念を生かして、人材養成に努めてまいる所存でございます。 今年、5年に1回実施されます国勢調査の年に当たっておるところでございます。この事業は国及び地方自治体にとって発展計画、産業構造等における基礎的資料として重要な調査でございます。調査するに当たりましては、正確を期すとともに万全な対応でそれに対処してまいる所存でございます。 次、7点目でございます。将来の担い手育成で活力あるまちづくりでございます。 小学校における英語学習の強化でありますが、町内全小学校で3年生以上の英語学習に取り組んでおるところでございますが、学習指導要領の改訂で小学校5、6年生の外国語活動が必須となったところでございます。本町といたしましては、引き続き英語指導助手を配置し、英語学習の充実を図ってまいる所存でございます。 中学校においては、英語指導の強化でございますが、県教育委員会から岩手県の英語学習モデル校として3年間の研修指定を受けたところでございます。学習定着度調査において明らかになったところは、全国平均値より劣る英語科の学力向上に向けた取り組みを強化することを目的といたしまして、事業化するものでございます。 中学生の海外派遣による国際交流事業においては、国際的視野を持って活動できる人材育成と英語力の習得をねらいとし、中学生の海外派遣を継続的に実施してまいったところでございますが、平成21年度は新型インフルエンザの世界的発生で実施を見送ったところでごさいます。平成22年度は可能な限り対応をして実施してまいる所存でございます。 学校施設の整備においては、学校耐震化事業により進めてきました校舎の耐震化を引き続き取り組んでまいるところでございます。倒壊率が高いと判断されました紫波第三中学校の2棟の耐震化工事を実施予定いたしておるところでございます。 地域要望の多かった古館コミュニティーセンターの建設につきましては、循環型まちづくりの理念に基づき木造といたしたところでございます。1階はコミュニティーセンターとし、2階はこどもの家といたしまして、整備しようとするものでございます。暖房につきましては、ペレットボイラーの導入を図り、施設の内容は住民参加で議論を行っておるところでございます。 社会体育の振興につきましては、平成22年度は東北総合体育大会、ミニ国体が本県を会場に実施されるところでございますが、本町においては自転車競技が実施されるところでございます。平成28年度開催予定の国民体育大会に向けて、スポーツへの関心が高まっておるところでございまして、この活動機運をさらに高揚するよう体育協会とともに取り組んでまいる所存でございます。 野村胡堂・あらえびす記念館につきましては、館の運営をさらに円滑に行い、事業を充実させることを目的に、野村胡堂・あらえびす記念館を考える会から提案されております記念館協力会のNPO法人化が既に決定されておるところでございまして、今までに倍して活発な活動が期待されるところでございます。本会との協調を図りながら、より一層の開かれた館として、多くの皆様方に愛される記念館として目指してまいる所存でございます。 最後に、結びでございます。 持続的に発展を期すために、紫波町がなすべき課題は山積いたしておるところでございます。紫波町の生んだ作家、野村胡堂先生の詠んだ句に、「故里の春日の丘にかたくりのむれ咲く頃のなつかしきかな」という句がございます。冬の厳しい寒さに耐え、春の日差しを浴びて花々が一斉に咲き乱れる紫波町は、先生にとって一番親しみのある時期であったというふうに思います。今の紫波町も厳しい時代を歩んで来ましたが、新しい計画のもとに花々が一斉に咲き乱れようといたしております。 循環型社会の構築は、今や地球的規模でも取り組みが必要なときでございます。さらにハードルを高くした取り組みで推進するときでございます。紫波町の主権者である一人一人の町民が、健康で光輝く人生を送ることこそ、地域再生の最大の目標であり、そのためには地域のことは地域で住民自身が決定し、みずから地域づくりにかかわっていくことが求められておるところでございます。 現在の世相を見ますと、地域づくりは崩壊しつつございます。特に地域経済が厳しい状況にあるために、ますます地域の連携が難しくなってきておるところでございますが、これを再構築する必要がございます。地域の個性を見出し、それに磨きをかけ、地域の宝としてそれを後世に引き継いでいく、これが地域づくりの原点であります。これが本町の取り組んでおります地区創造会議でございます。この誇りを後世までつなげていくことこそ大切であり、地域が連携することが地域づくりでございます。 本町が公民連携元年として取り組み、はや3カ年が経過いたしたところでございます。この間、多数の町民の参加のまちづくりの中で議論をしてまいったところでございます。この間、多数の町民参加のまちづくりの中で議論を重ねてまいりましたが、緑の大通り担い手づくりワークショップにおいては、貴重な意見が数多く提案をされておるところでございます。このことは、自分たちの町をよくしようとする、自分たちの町を何とかしようではないかという気概がある方々が多数おられます。その方々の協力も得て、進めてまいる所存でございます。 今、紫波町は、自治体で前例のない事業に取り組んでおるところでございます。これだけに事業推進に気概を持って進めておるところでございまして、これが今後の自治体の基本になると思われます。全国のモデル事業として、注目の的でございます。国においてもその件を要望し、事業推進してまいる所存でございます。こうした取り組みによって、新しい形での自治体の仕組みが形成されるものでございます。 今、地方自治体、とりわけ本町に求められておりますのは、個性豊かで持続性に富み、自己責任のもとに自己決定を行い、農山村としての果たしていくべき広域的な役割にかんがみ、後継者の育成に配慮をいたしてまいる所存でございます。紫波町の歴史は8世紀から始まっており、中央政庁の影響を受け、あるときは争いの場となり、またあるときは金の産地としての栄華をきわめ、その史実が残されている場所が多くございます。母なる北上川の両岸に広がる肥沃な大地が豊かな農地に開拓され、稲作が古くから営まれ、先人たちのたゆまぬ努力が実り、現在の紫波町が形成されたところでございます。このようなときに、我々が今新しい歴史をつくるために、最大限の努力をしていく必要がございます。その1ページとなるために、町民と協力の発想を基点といたしまして、全精力を傾注いたしてまいる所存でございます。 議員各位並びに町民の皆様方のご指導とご鞭撻を切にお願い申し上げますとともに、ご提案申し上げました諸案件につきましては、原案どおりご賛同賜りますようによろしくお願いを申し上げまして、平成22年度の所信とさせていただきます。 大変長い間、ご清聴ありがとうございました。 ○議長(武田平八君) ここで、暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時32分 △再開 午前11時37分 ○議長(武田平八君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △教育委員長の演述 ○議長(武田平八君) 日程第4、教育委員長の演述をいただきます。 教育委員長。 ◎教育委員長(中野英明君) 本紫波町議会定例会が開会されるに当たりまして、発言の機会をいただきましたことに深謝を申し上げます。 平成22年度の紫波町教育行政の重点施策につきまして、その概要を申し上げます。 まず、紫波町の未来を担う子どもたちをはぐくむ最も重要な基盤である学校教育についてであります。本町の学校教育の基本方針は、子ども一人一人に光を当て、たくましく生きていくための確かな力をつける、これを重点目標として創造性と進取の気性に富み、社会の変化に対応できる能力と国際的な視野を持った、心豊かな児童・生徒の育成を目指すことであります。 また、子ども一人一人の多様な個性を大切に伸ばしながら、知、徳、体、いわゆる確かな学力、豊かな心、すこやかな体、この3つの調和のとれた育成を重視し、基礎基本の確実な習得やみずから考える力など、生きる力の育成を図ることであります。 そのために、岩手県教育委員会並びに盛岡教育事務所の基本方針や重点施策との整合を図り、本町の実態や特性に基づいて紫波町教育目標の具現実行に引き続き力を注いでいく所存であります。 以上の方針のもとに、次の重点施策を進めてまいります。 第1に、教育課題を的確にとらえた学校経営の推進に努めてまいります。 現在、小学校、中学校ともに新学習指導要領への移行期であります。この指導要領や県教育委員会の方針を受け、児童・生徒や地域の実態を十分踏まえながら、教科領域及び総合的な学習時間などの調和のとれた適切な教育課程の編成と実施に努めるとともに、学校経営計画やまなびフェスト等の点検、見直しを図りながら、各学校で特色ある目標達成型の学校経営に取り組んでまいります。 また、地域に開かれた学校づくりを推進するため、各学校では学校ホームページなどを活用しての情報発信、町内学校一斉参加日における学校公開などを継続実施するとともに、教育振興運動との連携や学校地域支援の本部事業の活用などで、家庭や地域と協働する学校、いわゆるいわて型コミュニティースクールの推進を図ってまいります。 第2に、一人一人の資質や能力を伸ばす学習指導の充実を図ってまいります。 町教育研究所を中心に実施してきた標準学力検査を継続実施してまいります。その分析と授業改善への有効活用により年々成果があらわれております。この成果を効果的に活用し、基礎基本の確実な定着を図る指導を徹底して、児童・生徒の学ぶ意欲をはぐくみ、学校と家庭が連携しながら家庭学習習慣の育成と授業とのサイクル化を図り、みずから学び、考える力の育成に一層努めてまいります。 学力の面での改善は、学力定着度調査で明らかになっている中学生の英語力の向上であります。英語力向上を図るための指導改善に向け、県教育委員会の指定を受け、中学校英語科読み物テキストを活用した指導プログラム実践モデル事業による研究を、町内全中学校で取り組みます。 また、子どもたちの持つ可能性を十分に引き出し、自分の将来をみずから切り開いていけるよう複数の教員による少人数指導や、チームティーチング並びに複式学級を持つ学校への複式支援講師の配置など、指導体制の工夫を図ってまいります。加えて小学校1、2年生及び中学校1年生における35人学級を継続いたします。 国際理解教育につきましては、学習指導要領の改訂により、小学校5、6年生での外国語活動が必修となりました。本町では既に取り組んできている英語活動の実績を踏まえ、引き続き英語活動を実施してまいります。これまでの取り組みを顧みますと、子どもたちの英語学習に対する関心は高く、積極的な取り組み姿勢がうかがえることから、中学校英語授業との円滑な橋渡しができるよう小中の連携を強化し、教員の指導研修など内容の充実に努めてまいります。中学生の国際理解と国際社会に対応する人材育成のため、オーストラリア・サザンダウンズ市への海外派遣事業を継続実施してまいります。 また、望ましい社会人の育成する教育も重要であり、環境教育、キャリア教育、情報教育やボランティア教育などにも取り組んでまいります。 第3に、豊かな人間性をはぐくむ心の教育の充実に努めてまいります。 思いやりの心、命を大切にする心や困難に打ちかつ心を育成するため、体験活動、読書活動を初め、全教育活動を通じた道徳教育を推進し、正しい規範意識や豊かな人間性、社会性を育成する生徒指導の充実に努めてまいります。 また、児童・生徒の悩みに専門的な助言を行うスクールカウンセラー、いじめなどの相談や不登校児童・生徒の指導に当たる適応支援相談員を配置し、担任や学年の先生方だけでなく多角的な視点で子どもたちを支援する体制を構築してまいります。 第4に、教員の資質や指導力の向上と教員研修の充実に努めます。 児童・生徒の学力の向上、心の教育の充実につきましては、言うまでもなく教員の指導力によるところが大であります。教育委員会では、教職員の研修意欲の高揚と指導力の向上に努め、教師一人一人の課題や経験、職能に応じた研修の充実を図るとともに、各学校で取り組む事業研究会の支援や、小中における教科指導の連携強化を図ってまいります。 また、各学校の研究成果を教師で共有し授業改善に資していくため、平成22年度は紫波郡市教委連指定研究校の日詰小学校、彦部小学校が学校公開研究会を行います。さらに、文部科学省の委託事業として取り組んでいる赤石小学校の外国語活動研究や紫波第三中学校区の小・中学校で取り組む学習向上実践研究推進事業の授業公開を行い、町内教員全体の研修を深めてまいります。 第5に、体力の向上と食育、健康教育、安全指導に努めてまいります。 児童・生徒の体を動かす機会の減少や、食習慣の乱れが心身の健康に悪影響を及ぼしていることが指摘されています。本町においても、体力の低下や肥満傾向の状況が見られることから、関係部局と連携し、運動の習慣化や食育健康教育に力を注ぐとともに、家庭の協力を得ながら子どもたちの生活習慣の改善を推進してまいります。 安全指導につきましては、関係機関、団体の協力をいただき、交通安全教室、防犯教室の開催や地域安全マップの作成などに取り組み、安全指導の充実を図ってまいります。 第6に、適正な就学支援と特別支援教育の充実に努めてまいります。 発達障害を抱える児童・生徒が増加傾向にあります。本人や保護者の意向を尊重しながら、町の就学支援委員会の専門的な見地からの指導、助言を仰ぎ、適切な就学支援をしてまいります。普通学級に在籍する支援を必要とする子どもたちへは、生活学習のサポートを行うスクールヘルパーの配置を行い、各校の特別支援教育コーディネーターを中心とした指導体制のもと、就学相談、教育相談の充実を図ってまいります。 第7に、教育環境の計画的整備、充実に努めてまいります。 子どもたちの安全・安心な教育環境を確保することは、大変重要なことであります。登下校時の声かけ事案等は現在も各地で多発しており、児童・生徒の安全確保を図っていかなければなりません。当町ではスクールガードリーダーが各学校区を巡回するとともに、スクールガードボランティア等地域の方々の協力による見守り活動が、よい成果を上げております。引き続き町内関係機関、地域、保護者との連携を強化し、子どもたちの安全・安心を確保してまいります。 学校施設の整備においては、計画的な維持修繕に努めてまいります。校舎等の耐震化につきましては、対象となった校舎等の耐震診断設計は終え、順次耐震補強工事を実施しておりますが、22年度は紫波第三中学校校舎の補強工事を実施いたします。また、長岡小学校屋内体育館の設計にも取り組みます。 次に、食育の推進を担う学校給食について申し上げます。 児童・生徒を取り巻く食の環境は、決して好ましい姿にあるとは言えない状況にあります。栄養摂取の偏りや生活習慣病の低年齢化など栄養面や健康面の不安、そして朝食の欠食や個食、食生活の乱れなど多くの問題が浮き彫りになっております。また、外国産食材の安全性への不安や、食資源の浪費、廃棄と多くの課題が指摘される中にあって、食への関心はますます高まっております。 このような状況において、児童・生徒が食情報を正しく選択し、みずからの健康をみずから管理できる自己管理能力を身につけ、生涯を通じた健全な食生活の実践につながるよう、教育の一環としての学校給食を推進してまいります。 そのため、第1に食育推進への積極的な取り組みであります。食育基本法や紫波町食育推進基本計画の趣旨にのっとり、合理的な栄養摂取や季節ごとの伝統行事食、郷土食等に配慮した生きた教材としての学校給食を通して、望ましい食習慣や食事マナーを養うとともに、配置されている栄養教諭や学校栄養職員を中心に、学校の授業との密接な連携で実施する食に関する指導を充実してまいります。 第2に、安全・安心で魅力ある学校給食の提供であります。循環型まちづくりの一環として地場産食材供給に取り組む関係機関、団体等との密接な連携により、地場産品の積極的な活用など地産地消を進めてまいります。 第3に、衛生環境の確保であります。調理現場はもとより、学校における学校給食衛生管理基準の遵守を徹底するとともに、給食センターにおける作業マニュアルの見直しや施設設備の適正な保守点検などを行い、作業改善、維持管理に努めてまいります。また、食材、調理品の取引についても、製造、作業工程の衛生管理状態や安全性を定期的に確認し、一層の衛生管理の徹底を図ってまいります。 なお、食材費の高騰に対応するため実施してきた、各自がご飯を持参する週1回のご飯の日は、食材費が安定していることから22年度は行わず、平常どおりの給食実施といたします。 続いて、生涯学習の推進と公民館活動等の充実に向けた重点施策について申し上げます。 未曽有の経済雇用の悪化が影を落とす社会情勢の中、町民生活にも影響が懸念されております。また、目まぐるしい社会の変化に伴い生活や価値観が著しく多様化しており、多種多様な学習ニーズに対応した学びの環境が求められるとともに、町民一人一人が生涯にわたって多様な機会を通じて学ぶことができ、その成果が生きがいづくりや地域コミュニティー活動を担う人材の育成、地域課題の解決など地域づくりの推進に生かされるよう支援していく必要があります。そのため、紫波町生涯学習推進計画のもと、一人一人の生涯学習を大切にする町、これを標榜しながらその推進に努めてまいります。 第1に、生涯学習推進体制の強化、充実を図ってまいります。町民が自発的、自主的な学習活動のできる環境づくりが重要であります。みずからの意思で行う学習活動を支援するため、関係機関や関係団体との連携を強化し、学習情報の提供や指導者の養成、活動団体の育成に努めてまいります。 あわせて地域づくりに積極的に参加する個人、団体の育成に努めてまいります。また、地域と家庭、学校の連携で子どもをはぐくむ活動を推進してまいります。子どもたちが地域の中で活動できるよう、社会参加を促進し、体験活動などを積極的に行えるよう、教育振興運動や社会参加活動の一層の推進を図ります。 さらに、学校時間外における子どもの過ごし方や学習活動を支援するため、子どもの居場所づくりや家庭教育の支援を引き続き実施してまいります。 次に、男女共同参画社会形成への取り組みについてであります。 紫あ波せあっぷるプランに基づき、前年度に引き続き緊急課題であるDV防止を強化するための研修会を開催するなど、男女がともに生きる社会の実現に向け、一層町民の意識の向上に努めてまいります。 第2に、生涯学習環境の整備、充実に努めてまいります。 学ぶ施設環境の確保、整備も大切であります。公民館や総合体育館など生涯学習施設の耐震化、バリアフリー化等の整備を図るとともに、老朽化が進む施設の実態を把握して、計画的な補修等による適正な維持管理に努めてまいります。また、地域にあるさまざまな資源等を有効に活用する学習や、ボランティアなど生きがいづくりの活動を推進してまいります。 第3に、地域文化の活用と多様な芸術文化の振興を図ってまいります。 郷土の歴史や文化を学び、町民が人生を豊かに過ごしていけるよう、公民館や野村胡堂・あらえびす記念館などの充実、活用を図り、芸術文化に親しむ機会の創出と環境の整備に努めます。芸術文化の活動については、町芸術文化協会を初め、文化活動を行う団体との連携を強化するとともに、自主的な活動を支援してまいります。 また、町内に多く残っている有形文化財や伝承芸能については、積極的な保存、保護に努め、その活用を図りながら郷土の歴史や文化を伝承するなど、地元学の視点に立った学習活動を推進してまいります。胡堂文庫は本町の読書活動の拠点として図書利用の促進が図られるよう、引き続き内容の充実に努めてまいります。 また、待望の図書館機能を持つ情報交流センターの整備が進められております。この整備にあわせた図書館機能の充実が図られるよう、寄贈図書の整理など開館に向けた準備作業を進めてまいります。 野村胡堂・あらえびす記念館につきましては、名誉町民の顕彰の場として、またすぐれた芸術、音楽鑑賞等の機会や発表の場として提供するとともに、各種企画展や野村記念講座、文書講座等を継続して開催いたします。また、所蔵する貴重な資料の調査、整理を進め、公開してまいります。さらに、記念館のPR活動を積極的に進め、NPO法人化された記念館協力会など関係団体との連携を強化し、事業の充実や入館者の増加に努めてまいります。 次に、生涯スポーツの推進についてであります。昨日まで開催されたカナダ・バンクーバーオリンピックでは、連日日本選手の活躍が伝えられ、夢と感動をいただいたところであります。スポーツへの関心が一段と高まっております。スポーツに親しみ、活動することは、健康で活力ある、豊かな地域づくりにつながるものであります。一方では、精神的なストレスの増大や日常における運動機能の減少など、心身両面での問題も指摘されております。 地域社会の維持、向上という観点からも、だれもが心身ともに健全な生活を営むことが大切であり、町民だれもがスポーツに関心を持ち、親しむ環境づくりを進めていく必要があります。 このことを踏まえ、第1に住民ニーズに基づくスポーツ・レクリエーション活動を推進してまいります。町民だれもがスポーツ・レクリエーション活動に親しみ、健康増進や体力づくりが図られるよう各種のスポーツ教室や競技大会を開催してまいります。また、体育協会や競技団体との連携を強化し、スポーツ指導者やボランティアの養成などに努めながら、底辺の拡大を図り、競技スポーツの振興を図ってまいります。既に決定している平成28年度の国体開催に向け、次世代の競技選手の育成も大切であり、22年に開催される東北総合体育大会を契機に、その機運を高め取り組んでまいります。 第2に、スポーツ環境施設の整備に努めてまいります。総合体育館や運動公園各施設については、指定管理者である町体育協会と連携を図りながら、効率的な事業展開と管理運営を図ってまいります。特に施設の老朽化対策は喫緊の課題であります。綿密な状況把握を行い、体育協会や競技団体、両者からの意見、要望を聞く機会をつくり、協働して必要な改修計画を策定し、順次実施できるよう努めてまいります。 最後に、勤労青少年ホームの充実であります。 勤労青少年ホームは、若者の余暇活動と学習活動を支援する施設として期待されているとともに、青少年への労働情報の提供などが求められております。このことから、各種の教養講座を初め、食育などの実用的な講座を利用者の幅広いニーズにこたえるよう開設してまいります。また、ハローワークなど関係機関との連携による労働情報等の提供の可能性を検討してまいります。併設する若者出会い支援協議会や自治会活動との連携を図り、若者の出会う機会や場の創出を支援してまいります。 以上、重点施策の一端を申し上げましたが、激動する社会の中にあって、いつの時代においても教育の仕事は子どもたちをよい人間として育てるという考え方は不変なこと、すなわち人づくりが基盤であります。子どもは紫波町の宝であります。子どもたちが夢や目標を実現できるよう、教職員はもとより周囲の大人が子どものよい手本となり、学校、家庭、地域が一体となった教育体制を築いていくことが大切であります。 ここに改めて教育の重要性を強く認識し、紫波町の未来を担う人づくりのために力を傾ける所存でありますので、議員各位を初め町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、教育委員長の演述といたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) ここで、昼食のため休憩をいたします。 △休憩 午後0時03分 △再開 午後1時00分 ○議長(武田平八君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第1号の上程、説明、委員会付託 ○議長(武田平八君) 日程第5、議案第1号 紫波町保育の実施に関する条例を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) 議案第1号 紫波町保育の実施に関する条例についてご説明申し上げます。 本案は、児童福祉法第24条第1項の規定に、市町村における保育の実施の基準等に関し、条例に定めることについて議決を求めるものでございます。 施行期日は、平成22年4月1日とするものでございます。 なお、本案の詳細につきましては、生活部長よりご説明申し上げますので、ご賛同賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 生活部長。 ◎生活部長(戸塚盛悦君) 議案第1号 紫波町保育の実施に関する条例につきまして、補足説明を申し上げます。 当町においては、これまで紫波町保育所条例により町立保育所の設置及び運営並びに費用の徴収とともに、保育の実施の基準を定めてまいりました。 このたび、民間法人が設置、運営する保育所が開設されることになりまして、町立保育所、私立保育所にかかわらず保育が実施できる環境となりまして、町の保育の実施基準を新たに条例で定める必要が生じたものでございます。 本条例の概要でございますが、第1条で本条例の趣旨を明らかにし、第2条では児童福祉法の規定を受けまして、具体的な保育の実施の基準を定めるものでございます。第3条では手続について定めるものでございます。 また、本条例の附則におきまして、紫波町保育所条例についての所要の改正をしようとするものであります。 施行期日は平成22年4月1日とするものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) ここでお諮りいたします。 ただいま議題となっております、議案第1号の審査方法については、議長を除く議員全員で構成する条例審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号は、議長を除く議員全員をもって構成する条例審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 なお、お諮りいたします。 条例審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、審査の上で必要な資料については、その都度求めることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第7号~議案第8号の上程、説明、委員会付託 ○議長(武田平八君) 日程第6、議案第7号 紫波町下水道中期ビジョンの策定に関し議決を求めることについて、議案第8号 紫波町水道ビジョンの策定に関し議決を求めることについてを一括議題といたします。 朗読を省略し、順次提案者の説明を求めます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) 最初に、議案第7号。 ただいま議題となりました議案第7号 紫波町下水道中期ビジョンの策定に関し議決を求めることについてをご説明申し上げます。 本案は、平成21年度策定した汚水処理基本構想に基づき、現状と課題を把握し、今後の下水道事業の方向性を示すとともに、持続的な経営を図ることを目的に、今後10カ年構想として策定しようとするものでございます。 詳細につきましては、建設部長からご説明申し上げますので、ご賛同賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。 次に、議案第8号でございます。 ただいま議題となりました議案第8号でございますが、紫波町水道ビジョンの策定に関し議決を求めることについての概要をご説明申し上げます。 この水道ビジョンは、平成21年3月に紫波町水道ビジョン素案を作成し、皆様方にお示しいたしたところでございますが、その後、公募委員、有識者、関係者から成る紫波町の水道ビジョン検討委員会で検討いたしまして、また、本町議会水道ビジョン調査特別委員会での議論を踏まえて成案いたしまして、水道ビジョンを策定しようとするものでございます。 本水道ビジョンは、安全、安心、安定の水道を効率的、効果的、持続的に推進するために、当町の水道事業を抱える課題を踏まえまして、施設の更新などの目標及び整備内容を示しておるところでございます。 以上、ご賛同賜りますようにお願いを申し上げ、説明にかえさせていただきます。 ○議長(武田平八君) 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 議案第7号 紫波町下水道中期ビジョンの策定に関し議決を求めることにつきまして、補足説明いたします。 下水道は、生活環境の改善と浸水の防除並びに公共用水域の水質保全のための重要な社会資本であります。 紫波町における下水道事業は、昭和46年に大坪川都市下水路整備事業として着手して以来、公共下水道事業、農業集落排水事業、そして町管理型浄化槽事業と手法を拡大し、平成20年度末における汚水処理人口普及率は、84.5%に達しているところであります。 下水道中期ビジョンは、今後予想されます社会情勢の変化に対応した下水道事業を推進するために策定するものであります。 2枚おめくり願います。本文の目次でございます。 本ビジョンは、第1章、計画策定の趣旨と位置づけ、第2章、基本理念と基本方針、第3章、下水道事業の現状と課題、第4章、主要な施策の内容の4章構成となっております。 巻末には、参考資料といたしまして、主要な施設の概要と下水道用語の解説を添付しております。 1枚おめくり願います。1ページ目は、計画策定の趣旨と位置づけでございます。 2ページ目は、計画の位置づけを図で示しております。 本ビジョンは、基本構想及び中期経営計画とあわせまして、下水道施策の3本の柱を構成するものであります。計画期間は、平成22年度から10年間といたしております。 3ページにお進み願います。基本理念として、豊かな環境をつくり、快適な暮らしを未来につなげる下水道として定めております。 その基本理念のもとに、4つの基本方針を挙げております。下のほうに記載しております。 4ページ目でございます。下水道事業の現状と課題を記述しております。 昭和46年の大坪川都市下水路着手以来、平成18年度の町管理型浄化槽事業をPFI手法により開始するところまで記述しております。 次のページをお願いいたします。公衆衛生の向上・生活環境の改善の項目であります。 先ほど申し上げましたとおり、人口普及率は84.5%に達しております。 岩手県の平均の70.2%と比較した場合、高い水準にはありますが、汚水処理施設は、一人一人の住民にとっては使えるか使えないかという性格の社会資本であることから、一刻も早い汚水処理の普及が課題となっているところでございます。 次のページでございます。浸水対策でございます。 下川原ポンプ場には3台のポンプが整備され、おおむね完成し現在に至っておりますが、ご承知のとおり、平成14年には3台稼動しても間に合わず、ポンプ場も浸水をしております。 したがいまして、雨水対策のための施設整備は今後も進めるとともに、住民生活の影響を最小限にするために、防災訓練などの住民と協働した取り組みが必要となっております。 9ページへお進み願います。公共用水域の水質の改善でございます。 北上川の水質調査地点でございますけれども、紫波橋、それから朝日橋におきまして、いずれもBOD水質の年平均値は1ミリグラムパーリッター前後であり、環境基準値の2.0ミリグラムパーリッターを下回る良好な水質が保たれております。 12ページにお進み願います。12ページでは、施設の再生を図り、機能を持続的に維持するための取り組みにつきまして記述いたしております。 発生対応型から予防保全型に向けた取り組みが必要とされております。 14ページをお願いいたします。14ページでは、経営と管理の項目でございますが、事業コストの分析を行っております。 汚水処理1立方メートル当たりの処理経費が、公共下水道では410.5円に対しまして、使用料収入が156.8円となっております。 また、農集では525.9円の経費に対しまして、149.6円の収入となっております。 20ページへお進み願います。20ページからは4つの基本方針を実現するための主要な施策の体系につきまして記述いたしておりますので、中身につきましてお目通しをお願いいたします。 37ページをお願いいたします。持続的な下水道事業の実現のための経営基盤の強化の取り組みにつきまして記述いたしております。 企業会計の導入、中期経営計画の継続的見直し、業務指標の反映を内容としております。 また、39ページには包括委託の取り組みにつきまして記載しております。 本ビジョンは、紫波町市民参加条例に基づきまして、紫波町下水道中期ビジョン策定委員会を設置し、委員の皆様のご意見をいただき作成したものであります。 以上で説明を終わります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第7号、議案第8号の審査方法については、議長を除く議員全員で構成する議案審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第7号、議案第8号は、議長を除く議員全員でもって構成する議案審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 なお、お諮りいたします。 議案審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案審査の上で必要な資料については、その都度求めることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第21号の上程、説明、委員会付託 ○議長(武田平八君) 日程第7、議案第21号 平成22年度紫波町一般会計予算を議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) 議案第21号 平成22年度紫波町一般会計予算についてご説明申し上げます。 平成22年度紫波町一般会計予算において、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ120億9,197万7,000円と定めるものでございます。 これは、前年度と比較いたしまして10.3%の増でございます。 内容につきましては、経営支援部長より説明申し上げますので、ご賛同賜りますようにお願いを申し上げまして、説明にかえさせていただきます。 ○議長(武田平八君) 経営支援部長。 ◎経営支援部長(八重嶋雄光君) 議案第21号 平成22年度紫波町一般会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。 予算書の1ページでございます。 第1条、歳入歳出予算の総額につきましては、町長説明にございましたとおり、120億9,197万7,000円でございます。 2項の予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、2ページから6ページの第1表、歳入歳出予算をお目通しをお願いいたします。 第2条の債務負担行為、第3条の地方債につきましては、7ページ、8ページの第2表、第3表でご説明を申し上げます。 第4条の一時借入金の借り入れの最高額につきましては、15億円と定めるものでございます。 第5条、歳入歳出の歳出予算の流用の定めの内容につきましては、各項に計上した給料、職員手当及び賃金にかかわる分を除く共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での、これらの経費の各項の間の流用ができると定めるものでございます。 次、予算書7ページへお進みをいただきたいと思います。 第2表、債務負担行為でございます。 一番上の農業近代化資金利子補給、あるいは5項目めの紫波町情報交流プラザ取得事業など、5件でございます。 期間、限度額につきましては、お示しのとおりでございます。 次、8ページでございます。第3表、地方債でございます。 一番上の一般公共事業債(県営農業生産基盤整備事業)など、本表のとおり8件でございます。 内容につきましては、事項別明細書の21款におきまして触れさせていただきます。 次から、事項別明細書でございますが、まず11ページでございます。 このページと次の12ページにつきましては、歳入歳出の総括でございます。お目通しをお願いいたしまして、13ページへお進みをいただきます。 こちら、2の歳入でございます。1款は町税でございます。 一番上は、1項町民税でございますけれども、計のところ、比較の対前年7,435万4,000円の減、次の1項1目固定資産税、下の表でございますが、減の119万3,000円。 次のページの一番上でございますが、4項1目のたばこ税、減額680万円。 これらを見込みまして、町税は2.6%減の29億8,079万9,000円を見込んでございます。 次、16ページの中ほどでございます。 中ほど、10款1項1目地方交付税につきましては、地方財政計画における歳入歳出の見直しなどを考慮いたしまして2億4,692万4,000円、6%増であります42億4,652万4,000円を見込んでございます。 次は、20ページまでお進みをいただきます。 20ページの2欄目でございますけれども、14款国庫支出金。この負担金、補助金等、22ページまでございますけれども、このページの今のところの、1目民生費国庫負担金、4節の子ども手当国庫負担金4億6,014万3,000円などの計上によりまして、国庫支出金につきましては、全体で66.6%増の9億7,722万6,000円となっているものでございます。 次、22ページでございます。 このページ下のほうでございますが、この15款県支出金でございます。 次のページの上の説明欄、24ページの上の説明欄をごらんをいただきたいと思います。 24ページの説明欄、2行目に妊婦健康診査支援事業補助金702万6,000円、1つ飛びまして、新型インフルエンザワクチン接種費用軽減事業費補助金615万円、次の目のふるさと雇用再生特別基金事業補助金5,980万9,000円、次の5目の中ほどでございます、5項目めでございますか、農業経営体育成交付金8,189万8,000円、次の2節の林業補助金の2項目め、森林整備加速化林業再生事業補助金1億795万1,000円、次の森林・林業・木材産業づくり交付金1,571万4,000円などなど、15款の県支出金につきましては約31%、2億円増の8億3,449万3,000円となってございます。 次は27ページの一番下でございます。 18款の繰入金でございます。全部で5億296万8,000円でございます。 説明欄でございますけれども、財政調整基金につきましては、21年度に続きまして圧縮の5,488万1,000円でございますけれども、次の地域雇用創出、あるいは温泉館施設整備の更新の対応など、まちづくり基金の繰入金、これにつきましては1億5,122万6,000円でございます。 また、次の農業集落排水事業の起債償還の対応のための町債管理基金繰入金2億5,500万円、それから項目、ここの最後のところでございますけれども、4項目飛びまして、老人福祉施設整備補助金の財源といたしまして、社会福祉事業基金繰入金3,500万円などが主なものでございます。 次のページ、31ページでございます。これも下のほうでございます。 21款町債でございます。8ページの地方債の内容のものでございます。 目節は略しまして説明欄でございますが、県営土地改良事業負担630万、次の道路整備事業2,500万、区画道路整備事業1億3,460万、消防ポンプ自動車購入1,630万、中学校施設耐震補強事業4,480万、古館公民館集会施設整備事業1億1,250万、臨時財政対策、最後でございます、6億8,354万5,000円でございます。 特にも臨時財政対策債につきましては46.7%の大幅増となってございます。 次、35ページから歳出でございます。この35ページ、1款の議会費に始まります歳出でございますけれども、項目が多数にわたってございますので、説明は、1つには新規事業、それから21年度の補正から着手しまして、22年度の当初で予算が大幅に増となっている項目、これらをピックアップをして説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ページは41ページへお進みをいただきます。 下の、ここは2款1項1目文書広報費でございますが、中ほどより下の13節委託料の5項目め、ポータルサイト改定業務委託料210万円でございます。 次は大きく飛びまして、52ページでございます。 2款4項の選挙費のページ下でございます。3目の知事兼議会議員選挙費716万8,000円でございます。選挙は23年度になると思われますけれども、22年度中に執行分の計上でございます。 また、下のページ4目の参議院議員選挙費は1,370万円でございます。 次の54ページも選挙費でございます。 5目土地改良区総代選挙費139万4,000円。これは東部土地改良区の選挙でございます。 下のページ、5項の統計調査費で、一番下でございますが、2目委託統計費というのがございます。1,298万5,000円でございますが、部分的には工業統計調査も含まれますけれども、大部分につきましては、秋に予定されております国勢調査に関する予算でございます。 次は、60ページでございます。 一番下の行になります。ここは、民生費の2目老人福祉費でございますけれども、老人福祉施設等整備補助金3,500万円。これはにいやま荘に対する補助金でございます。 次は、62ページでございます。 心身障害者福祉費、3目の15節になります。下のほうでございますが、オストメート設置工事費77万円でございます。野村胡堂・あらえびす記念館に設置する計画でございます。 次は、68ページでございます。 68ページ、3款民生費、2項児童福祉費の1目児童福祉総務費でございます。下のほうの13節委託料でございますが、地域子育て支援体制整備事業委託料320万、次の子育て支援推進ワークショップ運営業務委託料150万円でございます。 下のページの2目子ども手当費でございます。21年度までは、予算書におきましては2目は児童手当費というふうになってございましたが、子ども手当費の名称に変更になるものでございます。 20節、この目の一番下でございますが、扶助費、子ども手当として5億8,810万1,000円の計上でございます。 次のページは70ページでございます。 3目の保育所費でございます。これも一番下のほう、ページ下でございます。13節委託料、3項目めの保育所入所委託料6,060万円がございますけれども、これには、新規の認定こども園の分、3,200万円の増を含んでございます。 同じく、下の4項目めでございますが、延長保育促進事業実施委託料800万円ございますが、これにも、新規の拡充分として400万円が含まれてございます。 次は、74ページでございます。 ページの一番上でございます。ここは5目のこどもの家費でございますけれども、15節工事請負費で施設整備工事費905万5,000円、次の18節でこどもの家備品購入費84万4,000円でございます。 このページ一番下でございます。1項1目の保健衛生総務費の、ページ一番下でございますが、8節報償費、ございますが、その項目の中に、地域医療講演会講師謝金10万円というふうな項目がございますが、これを含めまして、この目の中に地域医療体制整備のための事業費120万余を計上いたしておるものでございます。 次は、76ページでございます。 これもページの下のほうでございます。2目の予防費でございますが、19節合わせまして1,082万1,000円の計上でございけれども、新型インフルエンザワクチン接種補助金820万1,000円、小児インフルエンザワクチン接種補助金102万円、肺炎球菌ワクチン接種補助金160万円の内容となってございます。 次のページ、78ページでございます。 4款1項の中ほど、3目の環境衛生費でありますけれども、19節の最後の項目、循環型エコプロジェクト推進事業補助金372万5,000円がございますけれども、このプロジェクトにつきましては、ご案内のとおり、既存、新設などの再構築した事業構成になってございまして、この科目以外も含め合わせまして約1,170万円の事業予算となってございます。 次は、80ページでございます。次のページでございます。 4目の保健推進費でございますけれども、13節委託料の一番最後の項目、健康診査委託料として4,967万6,000円の計上となってございますが、この中には、女性特有のがん検診推進事業ということで、526万9,000円を含んでいるものでございます。 また、下のページの19節でございます。19節の一番上の項目でございますが、不妊治療費補助金といたしまして50万円の計上でございます。 次は、85ページでございます。 5款1項労働諸費の下のほうの2目の雇用対策費でございます。ページ一番下、13節委託料におきましては8,342万7,000円の計上でございます。 その内容につきましては、次の86ページまでの説明欄をごらんをいただきたいと、そのように思います。 その86ページでございますけれども、下のほうでございます。19節、2,926万円の計上でございますけれども、雇用安定対策事業補助金1,000万円、未就職者雇用奨励金1,872万円が主なものでございます。 ページをめくっていただきまして、下のほう89ページにお進みをいただきたいと思います。 6款の農林水産業費になります。 2目の農業総務費になりますが、ページの一番下でございます。13節委託料、土ごと発酵農法普及業務委託料387万1,000円でございます。 次のページ、90ページでございます。 19節でございますが、その説明欄の中ほどよりやや下でございます。食品加工技術取得支援補助金256万4,000円。次いで、新規就農者支援事業補助金298万8,000円でございます。 下のページでございますが、下から2節目ですね。 13節委託料におきましては、食ナビサーバー更新業務委託料100万円、公社設立企画業務委託料50万円を計上してございます。 次のページでございます。一番上でございますが、19節、説明欄の下、経営体育成補助金につきましては8,189万8,000円でございます。 次の4目の畜産業費でございますけれども、その19節で、ページは下のページの93ページになりますが、そこの19節の一番下でございます。和牛肥育経営安定対策事業補助金200万円の計上でございます。 ページは飛びまして、97ページにお進みをお願いします。 下のほうでございます。7目の農業簡易給水施設管理費でございます。15節の工事費におきまして315万の計上でございますけれども、山屋簡易給水施設送水ポンプ更新工事費でございます。 次は、99ページ。次のページの一番下のほうになります。 2目の林業振興費の13節でございますけれども、13節の下のほうになります。 里山再生松くい虫被害駆除業務委託料2,733万3,000円、森林整備間伐事業業務委託料901万8,000円、林内路網整備業務の業務委託料でございます。160万円。これらにつきましては、森林整備加速化林業再生事業でございます。平成21年補正から出てきたものでございます。 また、次のページでございますけれども、19節、中ほどでございます。下から2つの項目でございます。特用林産新規参入支援事業費補助金283万5,000円、次の森林林業木材産業づくり事業費補助金1,571万4,000円。これらにつきましても、21年度補正からでございます。 次、104ページでございます。 7款1項商工費の、ここは3目の観光費でございます。 中ほどよりやや下の15節温泉施設設備改修工事費2,572万5,000円、次の18節ラ・フランス温泉館備品購入費1,422万1,000円でございます。 次、ページ飛びまして、110ページでございます。 ここは8款の土木費になります。上のほうでございますが、2項1目の道路新設改良費になってございますが、13節。ここでございますが、13節委託料、設計業務委託料1,000万円、1つ飛びまして、15節工事請負費、道路改良舗装工事費3,900万円。これら交通基盤整備事業として取り組むものでございます。 15節の道路改良舗装工事費3,900万円の中には、新規の1路線が含まれてございます。 すぐ下の4目でありますが、13節委託料では橋梁点検業務委託料1,300万円もございます。 次は113ページ、次のページでございます。 113ページ下のほう、4項の都市計画費の1目になりますけれども、13節委託料におきましては、都市計画マスタープラン策定委託料620万円を含んでいるものでございます。 次のページは115ページでございます。 ページ上のほうの3目街路事業費、ございます。13節におきまして、設計業務委託料の3,580万円がございますけれども、北日詰・朝日田線に係る設計でございます。 次の116ページ。5目の公園費でありますが、13節委託料の中で説明欄にございますが、城山公園桜補植計画策定業務委託料240万円でございます。 次は、118ページでございます。 5項の住宅費でございます。中ほどの8節報償費の中の報償金、説明欄でございますが、これにつきましては、住宅リフォーム奨励金としてのものでございまして、200万円の計上でございます。 下の119ページでございますけれども、同じ目でございますが、13節、下から2項目め、住宅の長寿命化計画策定業務委託料327万円でございます。 1つ飛びまして15節におきましては、町営住宅外壁吹付工事費1,230万円でございます。 次は、122ページでございます。 中ほどの3目の消防施設費でございますが、18節備品購入費におきましては、消防ポンプ自動車購入費1,820万円でございます。第1分団第1部に配備の予定でございます。 ページ飛びまして、128ページでございます。 10款教育費、2項の小学校費。ここは1目の学校管理費でございますが、13節でございます。上のほうの欄で、説明欄の下から2項目めでございます。スクールバス運転業務委託料として236万円でございます。 また、下のページでございますが、こちらは2目の教育振興費になりますけれども、14節の2項目め、校務用コンピューター借上料374万は、新規のものでございます。 次のページ、130ページの上のほうでございますが、小学校費の学校建設費でございます。 13節委託料になりますけれども、長岡小学校屋内運動場改築工事実施設計業務委託料でございます。2,100万円の計上でございます。 次は、133ページでございます。 こちらは中学校費になります。14節の校務用コンピューター借上料184万3,000円につきましては、小学校と同様でございます。 次の、学校建設費でございますが、13節では耐震改修工事管理業務委託料200万円、次の15節におきまして、中学校耐震補強工事費9,300万円でございます。 次は、139ページまでお進みをいただきたいと思います。 ここは5項の社会教育費でございます。2目の公民館費でございますけれども、中ほど15節工事請負費で古館公民館集会施設整備工事費2億2,000万円、ペレットボイラー設置工事費2,000万円など、古館公民館関係でございまして、13節、15節、18節など、合わせまして2億4,775万8,000円でございます。13、15、18節でございます。 次は、141ページでございます。 6項の保健体育費でありますが、このページの1目の最後でございます。19節の最後の項目、東北総合体育大会運営費補助金117万8,000円でございます。 次は、144ページでございます。 下から2つの説明です。18節でございます。ここは給食センター管理費の目でございますが、18節給食用備品購入費515万6,000円でございます。 次は、下の145ページの一番下でございます。 12款公債費で1目の元金でございますが、14億9,927万5,000円とございます。この中には、説明欄の2つ目の項目でございますが、繰上償還金4億2,937万5,000円がございます。まるっきり新規ということではございませんが、22年度の新しい項目の額が多いものとしての計上でございます。 以上が事項別明細書の説明でございます。 次、147ページから153ページまでは給与明細書でございますので、お目通しをお願いいたします。 154ページから次の156ページまでにつきましては、債務負担行為の支出予定額等に関する調書でございます。 157ページにつきましては、こちらは地方債の年度末における減税額の見込みに関する調書でございますけれども、右端の22年度、当該年度末の現在高の見込み額につきましては、右下でございます、98億9,893万9,000円の見込みとなってございます。 ページをめくっていただきまして、以下に参考資料といたしまして、歳出予算性質別分類表。歳出予算、主な普通建設事業を掲載してございますので、参照をいただきまして、ご審議よろしくお願いをしたいと思います。 以上で説明を終わります。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第21号の審査方法については、議長を除く議員全員で構成する予算審査第一特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号は、議長を除く議員全員をもって構成する予算審査第一特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 なお、お諮りいたします。 予算審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、予算審査の上で必要な資料については、その都度求めることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第22号~議案第29号の上程、説明、委員会付託 ○議長(武田平八君) 日程第8、議案第22号 平成22年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算、議案第23号 平成22年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算、議案第24号 平成22年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算、議案第25号 平成22年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算、議案第26号 平成22年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算、議案第27号 平成22年度紫波町介護保険事業特別会計予算、議案第28号 平成22年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算、議案第29号 平成22年度紫波町水道事業会計予算、以上8案件を一括して議題といたします。 朗読を省略し、順次提案者の説明を求めます。 町長。 ◎町長(藤原孝君) ただいま議題となりました8案件について、概要をご説明申し上げます。 初めに、議案第22号 平成22年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。 平成22年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億2,828万5,000円と定めるものでございます。これは前年度と比較いたしまして15.6%の減であります。 次に、議案第23号 平成22年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。 平成22年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,614万9,000円と定めるものでございます。これは前年度と比較いたしまして0.2%の増であります。 次に、議案第24号 平成22年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。 平成22年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算において、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,297万8,000円と定めるものであります。これは前年度と比較いたしまして43.6%の増であります。 次に、議案第25号 平成22年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。 平成22年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算において、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ33億8,943万7,000円と定めるものでございます。これは前年度と比較いたしまして6%の増であります。 次に、議案第26号 平成22年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算について、ご説明申し上げます。 平成22年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算において、歳入歳出の予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,398万7,000円と定めるものでございます。これは前年度と比較いたしまして1%の増でございます。 次に、議案第27号 平成22年度紫波町介護保険事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。 平成22年度紫波町介護保険事業特別会計予算において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億1,186万7,000円と定めるものでございます。これは前年度と比較いたしまして6.4%の増でございます。 次に、議案第28号 平成22年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算について、ご説明申し上げます。 平成22年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算において、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ802万3,000円と定めるものでございます。これは前年度と比較いたしまして1.1%の増でございます。 次に、議案第29号 平成22年度紫波町水道事業会計予算について、ご説明申し上げます。 平成22年度紫波町水道事業会計予算において、収益的収入及び支出では、事業収益を6億4,596万6,000円と、事業費用を6億2,351万5,000円と定めるものでございます。 また、資本的収入は1億6,260万7,000円で、前年度と比較いたしまして17.7%の減でございます。資本的支出は3億9,243万9,000円で、前年度と比較いたしまして9.3%の減となるものでございます。 内容については、それぞれ担当部長及び水道事業所長よりご説明申し上げますので、ご賛同賜りますようにお願いを申し上げ、説明にかえさせていただきます。 ○議長(武田平八君) 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 私のほうからは、議案第22号から議案第24号まで、ご説明申し上げます。 議案第22号 平成22年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計予算につきまして、特別会計予算書に基づき補足説明をいたします。 第1条では歳入歳出予算の総額を定めておりますが、町長説明のとおりでございます。 2項では歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によることとしております。 内容につきましては、事項別明細書によりご説明いたします。 第2条では債務負担行為につきまして、第3条では地方債につきまして、それぞれ定めております。 また、第4条は、一時借入金の借り入れの最高額を4億5,000万円とする旨を定めております。 第5条は、歳出予算の流用について定めております。 4ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為であります。上段ですが、水道便所改造資金利子補給に係る債務負担行為につきまして、その限度額を借入資金総額600万円を限度として、平均融資残高に利子補給率1.75%を乗じて計算した額とする旨を定めております。 期間は、平成22年度から平成27年度までとしております。 その下の欄でございます。下川原ポンプ場改築工事委託に係る債務負担行為につきまして、その限度額を7億2,000万円、期間を平成22年度から平成24年度までとしております。 その下の表でございます。 第3表地方債であります。起債の目的。下水道事業債につきましては、限度額を1億9,550万円とする旨を定めているところでございます。 6ページをお願いいたします。 歳入でございます。主なものにつきましてご説明いたします。 1款分担金及び負担金、1項負担金、1目受益者負担金におきまして、現年賦課分及び滞納繰越分を合わせまして893万4,000円計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして537万円の減額となっております。 その下、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料でありますが、現年賦課分及び滞納繰越分を合わせまして2億1,727万9,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして171万4,000円の増額となっております。 ページの一番下でございます。 3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費国庫補助金におきまして、説明の欄、社会資本整備総合交付金、汚水処理施設整備交付金、2つ合わせまして1億1,500万円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして3,550万円の増額となっております。 下のページでございます。上から2つ目の表でございます。 5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でありますが、6億9,156万6,000円計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして885万5,000円増額となっております。 8ページをお願いいたします。 下の表でございます。8款町債、1項町債、1目町債、1節下水道事業債におきまして、説明の欄の公共下水道建設改良として1億6,550万円、資本費平準化としまして3,000万円、合わせまして1億9,550万円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして2億6,480万円の減額となっております。 前年度は繰上償還を行ったことにより増額となっていたものでございます。 9ページからは歳出でございます。 1款公共下水道費、1項公共下水道管理費、1目一般管理費の13節委託料の説明欄におきまして、使用料賦課収納業務委託料295万8,000円、企業会計アドバイザリー業務委託料200万円、次のページにまたがりますが、企業会計システム構築業務委託料230万円など合わせまして、節の合計で987万円を計上いたしております。 次のページで、14節使用料及び賃借料では企業会計システムの借上料など合わせまして、157万3,000円計上いたしております。地方公営企業法の適用に向けて、会計システムを導入しようとするものであります。 11ページでございます。中ほどでございます。 1款1項2目浄化センター管理費の13節委託料におきまして、浄化センター運転管理棟業務委託料8,958万1,000円、汚泥処分業務委託料1,612万8,000円、水質分析業務委託料366万3,000円など、合わせまして1億1,230万1,000円計上いたしております。 下の欄でございますが、3目雨水施設管理費の11節需用費におきまして、下川原ポンプ場に係る電気料として210万9,000円計上いたしております。 12ページをお願いいたします。 4目汚水管渠管理費、11節需用費におきまして、マンホールポンプ電気料等150万円など、合わせまして節の合計で216万5,000円計上いたしております。 13節委託料におきましては、マンホールポンプの点検清掃、管渠の清掃など、合わせまして195万6,000円計上いたしております。 下のページでございます。1款2項公共下水道建設費、1目下水道総務費の8節報償費におきまして、受益者負担金納期前納付報奨金といたしまして46万5,000円計上いたしております。 1款2項2目下水道建設費の13節委託料におきましては、管路施設詳細の設計業務委託料として1,950万円、下川原ポンプ場改築耐震工事委託料1億円計上いたしております。 次のページをお願いいたします。 上の段でございます。15節工事請負費であります。管路整備工事費といたしまして1億5,400万円を計上いたしております。平成22年度は80戸の普及拡大を図る計画でございます。 下の欄でございます。2款公債費、元利合わせまして7億3,419万6,000円計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして3億435万1,000円の減額となっております。 続きまして、15ページから20ページまでは給与費明細書であります。 21ページは債務負担に係る調書でございますが、説明を省略いたします。 22ページをお願いいたします。 22ページは、地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書を記載しております。 当該年度末現在高見込み額は65億1,051万5,000円となっており、前年度末現在高見込み額と比較いたしまして3億5,535万円の減額となっております。 続きまして、農業集落排水のほうに移ります。25ページをお願いいたします。 議案第23号 平成22年度紫波町農業集落排水事業特別会計予算につきまして、補足説明をいたします。 第1条では、町長説明のとおりであります。 2項では、歳入歳出の予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によることとしております。 内容につきましては、事項別明細書により説明をいたします。 第2条では債務負担行為、第3条では一時借入金の最高額を5,000万円とする旨を定めております。 27ページをお願いいたします。 第1表でございますけれども、歳出におきまして、名称が変更となっております。 1款農業集落排水費の2項の名称を農業集落排水公債費に変更いたしております。従来2項は、農業集落排水施設管理費でありましたが、整備が終了したことから削除したものであります。 28ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為であります。水洗便所改造資金利子補給に係る債務負担行為につきまして、その限度額を借入資金総額1,500万円を限度として、平均融資残高に利子補給率1.75%を乗じて計算した額とする旨を定めております。期間は平成22年度から平成27年度までとしております。 30ページをお願いいたします。 歳入でございます。主なものにつきまして、説明をいたします。 1款分担金及び負担金、1項分担金、1目受益者分担金の1節現年賦課分におきまして、説明の欄、上平沢地区分といたしまして90万円を計上いたしております。 その下の表でございます。2款使用料及び手数料、1項使用料でありますが、1目農業集落排水施設使用料、2目小規模集合排水施設使用料を合わせまして項の合計で5,171万3,000円を計上いたしております。前年度当初予算に比較いたしまして682万9,000円の増額となっております。 その下、31ページでございますが、上から2つ目の表、5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でありますが、4億292万9,000円を計上いたしております。前年度当初予算に比較いたしまして45万1,000円の減額となっております。 32ページをお願いいたします。 歳出でございます。1款農業集落排水費、1項農業集落排水管理費、1目農業集落排水一般管理費の、13節委託料におきまして、下のほうでございます。説明の欄におきまして、下水道台帳システム構築費といたしまして463万9,000円計上いたしております。 また、13節、14節とも、企業会計システム導入に係る経費をそれぞれ計上いたしておりますので、お目通しをお願いいたします。 33ページ、下のページでございます。 中ほどから、1款1項2目農業集落排水施設管理費、11節需用費の説明の欄でございますが、電気料といたしまして1,450万円ほか、合わせまして節の合計で1,802万9,000円計上いたしております。 その下、12節役務費では汚泥処理料1,102万1,000円、13節委託料では処理施設巡回点検委託料として1,050万2,000円などを計上いたしております。 34ページをお願いします。 中ほどの欄でございます。1款2項農業集落排水公債費、1目農業集落排水元金、その下、2目農業集落排水利子を合わせまして、目の合計で3億7,662万5,000円計上いたしております。前年度当初予算に比較いたしまして426万8,000円の増額となっております。 次のページ、2款につきましては、小規模集合排水費であります。説明は省略させていただきますので、お目通しをお願いいたします。 また、36ページから41ページまでは給与費明細書であります。さらに、42ページの上段につきましては、債務負担行為に係る調書でありますが、こちらも説明を省略させていただきますので、お目通しをお願いいたします。 43ページをお願いいたします。 43ページは、地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書であります。 当該年度末現在高見込み額は67億5,341万4,000円となっており、前年度末現在高見込み額と比較いたしまして2億1,974万5,000円の減額となっております。 続きまして、浄化槽に移ります。47ページをお願いいたします。 議案第24号 平成22年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計予算につきまして、補足説明をいたします。 第1条では予算の総額を定めておりますが、町長説明のとおりでございます。 2項では歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算」によることとしており、内容につきましては事項別明細書により説明をいたします。 第2条は債務負担行為、第3条では地方債について、それぞれ定めております。 第4条では一時借入金の最高額を8,500万円とする旨を定めております。 50ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為であります。水洗便所改造資金利子補給に係る債務負担行為につきまして、その限度額を借入資金総額1,200万円を限度として、平均融資残高に利子補給率1.75%を乗じて計算した額とする旨を定めております。期間は平成22年度から平成27年度までとしております。 下の第3表でございます。 地方債でありますが、起債の目的、辺地対策事業債として2,000万円、下水道事業債として3,790万円を限度額とする旨を定めております。 52ページをお願いいたします。 歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項分担金、1目受益者分担金におきまして、現年賦課分1,349万2,000円を計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして517万1,000円の増額となっております。 次の表は、2款使用料及び手数料、1項使用料、1目管理型浄化槽使用料におきまして、現年賦課分2,049万3,000円計上いたしております。前年度当初予算と比較いたしまして目の合計で429万5,000円の増額となっております。 3款の国庫支出金、1項国庫支出金、1目浄化槽事業費国庫補助金におきましては、説明の欄の2つの項目を合わせまして3,780万1,000円の予算となっております。前年度比2,495万2,000円の増額でございます。 その下、4款繰入金でございます。一般会計からの繰入金におきましては1,978万7,000円計上いたしております。前年度比75万1,000円の増額となっております。 下の53ページでございます。 7款町債でございますが、浄化槽事業債につきまして節の合計で3,990万円、計上いたしております。 54ページにお進み願います。 歳出でございます。1款浄化槽事業費、1項浄化槽管理費、1目一般管理費の中ほど13節委託料におきまして、説明の欄でございますが、浄化槽台帳入力業務委託料216万円、PFI事業モニタリング業務委託料150万円など、合わせまして節の合計で401万9,000円計上いたしております。 また、公共・農集と同じく、13節、14節とも、企業会計システム導入に係る経費分を計上いたしております。 1款1項2目施設管理費の13節委託料でございますが、維持管理業務委託料としまして2,023万2,000円を計上いたしております。 下のページでございますが、下から2行目、17節公有財産購入費といたしまして、浄化槽購入費8,975万3,000円計上いたしております。合計98基の購入を見込んでいるものでございます。 次のページでございます。 2款公債費、1項公債費、1目元金におきまして、長期債元金償還金117万6,000円計上いたしております。利子につきましては、その下でございますけれども、長期債利子償還金として400万円計上いたしております。 57ページから62ページまでは給与費明細書でございます。63ページは債務負担行為に係る調書でございますが、説明を省略いたします。 63ページの下段の表でございます。地方債に係る調書でございますが、当該年度末現在高見込み額は、合計で2億3,492万4,000円となっております。前年度末現在高見込み額と比較いたしまして3,872万4,000円の増額となっております。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) 生活部長。 ◎生活部長(戸塚盛悦君) 議案第25号 平成22年度紫波町国民健康保険事業特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ33億8,943万7,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 74ページをお開き願います。 歳入でございます。上の段でありますが、1款1項1目一般被保険者国民健康保険税、1節医療給付費分現年度課税分でありますが、4億1,943万円を計上しております。収納率を93%に見込んでおります。 75ページに入ります。 一番下のところでありますが、3款1項3目特定健康診査等負担金、1節現年度分。この中で特定健康診査負担金として556万7,000円を計上しております。3,600人分の負担金を想定しております。 1ページ飛びまして、77ページに入ります。 上の段でありますが、6款1項1目前期高齢者交付金、1節現年度分、6億4,130万3,000円を計上しておりますが、これは社会保険支払基金からの交付金であります。 78ページに入ります。 真ん中の段でありますが、10款1項1目繰越金、1億9,986万6,000円を計上しております。これは前年度の繰越金として見込んでおります。 1ページ飛びまして、80ページに入ります。 歳出でございます。1款1項1目一般管理費、13節委託料。この中で、電算処理業務委託料として678万7,000円を計上しておりますが、国保連レセプトの処理に関するものでございます。 2ページ飛びまして、83ページに入ります。 2款1項、上の段ですが、1目一般被保険者療養給付費19億2,561万6,000円を計上しておりますが、3%を超える伸びを想定しております。 それから、下の段でありますが、2款2項1目一般被保険者高額療養費2億3,466万円を計上しておりますが、これは見込みの増加率を10%と想定しております。 1ページ飛びまして、85ページに入ります。 真ん中の段でありますが、3款1項1目後期高齢者支援金3億5,831万6,000円を計上しておりますが、1人当たりの負担見込み額は4万4,297円となっております。 86ページに入ります。 真ん中の段ですが、6款1項1目介護納付金1億6,492万2,000円を計上しておりますが、これにつきましては、1人当たり負担見込み額として5万2,200円を見込んでおります。 87ページに入ります。 上の段でありますが、8款1項1目特定健康診査等事業費3,263万5,000円を計上しまして、これは特定健康診査及び特定保健指導に係る経費を見込んでおります。 下の段であります。8款2項1目保健衛生普及費381万7,000円を計上しまして、ここでは、地域課題事業として肝炎対策に係る経費を見込んでおります。 以上でございます。 続きまして、議案第26号についてご説明をいたします。 議案第26号 平成22年度紫波町後期高齢者医療特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ2億1,398万7,000円とするものでございますが、以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 96ページをお開き願います。 歳入でございます。上の段、1款1項1目後期高齢者医療保険料、1節特別徴収分1億1,723万7,000円を計上しておりますが、これは現年度調定見込み額の82%を想定しております。 それから、1つ飛びまして真ん中の段ですが、3款1項1目一般会計繰入金、2節保険基盤安定繰入金でございますが、6,545万9,000円を計上しまして、これは保険料算定額のうちで、低所得者軽減分等を補てんするための繰入金を見込んでおります。 1ページ飛びまして、98ページに入ります。 歳出でございます。下の段、1款2項2目賦課徴収費、200万6,000円を計上しております。 99ページに入ります。 真ん中の段、2款1項1目広域連合の賦課金ですが、2億870万3,000円を計上しております。これは、保険料収納額、延滞金収納額などの合計額を見込んでおります。 以上でございます。 続きまして、議案第27号についてご説明をいたします。 議案第27号 平成22年度紫波町介護保険事業特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ21億1,186万6,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 108ページをお開き願います。 歳入でございます。上の段、1款1項1目第1号被保険者保険料、2節現年度賦課徴収分2,621万8,000円を計上しておりますが、ここでは収納率93%を見込んでおります。 109ページに入ります。 真ん中の段ですが、4款1項1目介護給付費交付金6億1,070万1,000円を計上しておりますが、これは40歳から64歳の方の保険料を見込んでおります。 110ページに入ります。 下の段でありますが、7款1項1目介護給付費繰入金2億5,445万8,000円を計上しております。保険給付費の12.5%相当を見込んでおります。 111ページに入ります。 真ん中の段ですが、7款2項1目基金の繰入金7,662万7,000円を計上しまして、このうち、1節介護給付費準備基金繰入金としまして7,162万7,000円。これは、基金を取り崩して繰り入れを行うという形になっております。 3ページ飛びまして、115ページに入ります。 歳出でございますが、1款3項2目認定調査費、12節役務費の説明欄で主治医意見書作成料として687万8,000円を見込んでおりますが、1,600人分を想定しております。 116ページに入ります。 下の段でありますが、2款1項3目施設介護給付費9億2,906万4,000円を計上しておりますが、介護老人保健施設が伸びております。 117ページに入ります。 下の段、2款2項1目介護予防給付費6,452万3,000円を計上しておりますが、月平均で160人の見込みでございます。 118ページに入ります。 真ん中の段でありますが、2款4項1目特定入所者介護給付費6,552万6,000円を計上しまして、ここでは、所得段階に応じて居住費、食費の一部を補足給付するという内容でございます。 1ページ飛びまして、120ページに入ります。 上の段でありますが、4款1項1目特定高齢者施策の事業費でありますが、13節委託料。この中で、生活機能評価委託料として748万9,000円を計上しておりますが、850人分の生活機能評価を見込んでおります。 以上でございます。 続きまして、最後になりますけれども、議案第28号につきましてご説明をいたします。 平成22年度紫波町介護予防サービス計画事業特別会計予算でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ802万3,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明を申し上げます。 132ページをお開き願います。 歳入でございます。上の段でありますが、1款1項1目介護予防給付費、1節介護予防計画給付費、801万4,000円を計上いたしまして、計画作成料といたしまして1,884件分を想定しております。 133ページに入ります。 歳出でございます。1款1項1目事業費、13節委託料478万8,000円を計上しまして、サービス計画作成委託料として1,152件分を見込んでおります。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) 水道事業所長。 ◎水道事業所長(高橋正君) 議案第29号 平成22年度紫波町水道事業会計予算につきまして、補足説明をいたします。 予算、第2条、業務の予定量でございますが、給水戸数を平成21年度と同じ1万1,200戸を予定し、年間総配水量は平成21年度より1万2,100立方メートル少ない363万1,900立方メートルを予定しております。 減少要因としましては、工業用等の減少を見込んでおります。1日平均配水量は、9,950立方メートルでございます。 次に、主要な建設改良事業ですが、配水施設改良事業費2億141万8,000円を予定し、主なものとして、石綿セメント管及び老朽管更新事業費として7,467万6,000円、配水管整備事業費3,245万6,000円、古館揚水場更新事業調査費1,680万円を予定しております。 また、営業設備整備事業922万6,000円は、量水器の購入費を計上しております。 第3条、収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益6億4,596万6,000円、水道事業費用6億2,351万5,000円を予定しております。 3ページ、予算自治計画にお進みいただきたいと思います。 営業収益は6億4,480万1,000円で、そのうち給水収益は前年度より60万円減額し、6億1,520万円を予定しております。 次に、水道事業費用ですが、営業費用は前年度より1,953万5,000円減額し、5億1,938万4,000円を予定しております。 営業外費用は1億313万1,000円で、前年度と比較し1,036万9,000円減額となっています。公的資金補償金免除繰上償還により支払い利息が軽減されたのが要因でございます。 4ページにお進みください。 次に、資本的収入及び支出ですが、収入総額1億6,260万7,000円で、前年度と比較し3,491万4,000円の減額となっております。主なものとしては、企業債1億2,500万円を予定しております。 次に、支出でございますが、支出総額3億9,243万9,000円で、前年度と比較し4,003万8,000円の減額となっております。 建設改良費は、前年度と比較し6,446万1,000円増額の2億141万8,000円となっております。 企業債償還金は、1億8,179万5,000円を予定しております。 1ページにお戻りください。 第4条の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億2,983万2,000円は、損益勘定留保資金等で補填するものでございます。 2ページにお進みください。 第5条企業債でございますが、配水施設改良事業に充てるため1億2,500万円の借り入れを予定しております。起債の方法、利率、償還方法につきましては、記載のとおりでございます。 第6条、一時借入金の限度額は1億円としております。 第7条につきましては、職員給与費以外の経費の流用について定めております。 第8条については、職員給与費7,264万4,000円を、議会の議決が必要な経費として定めております。 第9条の他会計からの補助金ですが、企業債償還利息に充てるため、一般会計から84万1,000円の補助を予定しております。 第10条に定める棚卸し購入限度額は、漏水修理資材及び量水器の購入として945万7,000円とするものでございます。 予算書5ページ以降の資金計画、それから、6ページから10ページまでの給与費明細、11ページにございます債務負担行為に関する調書、12ページ予定貸借対照表、それから16ページの予定損益計算書、また、17ページ以降の予算事項別明細書については、説明を省略させていただきますが、後ほどお目通しをお願いいたします。 以上が平成22年度紫波町水道事業会計予算に係る内容でございます。 よろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第22号から議案第29号までの審査方法でございますが、議長を除く議員全員で構成する予算審査第二特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第22号から議案第29号については、議長を除く議員で構成する予算審査第二特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 なお、お諮りいたします。 予算審査の上で必要な資料については、その都度求めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、予算審査の上で必要な資料については、その都度求めることに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。50分再開いたします。 △休憩 午後2時43分 △再開 午後2時50分 ○議長(武田平八君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第2号~議案第6号、議案第9号~議案第20号の上程、説明 ○議長(武田平八君) 日程第9、議案第2号 紫波町デイサービスセンター条例の一部を改正する条例、議案第3号 紫波町地域支援事業サービス手数料条例の一部を改正する条例、議案第4号 紫波町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例、議案第5号 紫波町一般職の職員の給与に関する条例及び紫波町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例、議案第6号 紫波町次世代育成支援後期行動計画の策定に関し議決を求めることについて、議案第9号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第10号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第11号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第12号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第13号 町道路線の認定に関し議決を求めることについて、議案第14号 平成21年度紫波町一般会計補正予算(第9号)、議案第15号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)、議案第16号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)、議案第17号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)、議案第18号 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第19号 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第20号 平成21年度紫波町水道事業会計補正予算(第5号)、以上17案件を一括して議題といたします。 朗読を省略し、順次提案者の説明を求めます。 副町長。 ◎副町長(高橋栄悦君) それでは、ただいま議題となりました、私のほうからは議案第2号から6号まで、説明をさせていただきます。 まず、議案第2号 紫波町デイサービスセンター条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 本案は、紫波町デイサービスセンター条例において設置している2施設のうち、桜町にあります紫波町デイサービスセンターを廃止しようとするものでございます。 本施設につきましては、昭和63年度に建設してから21年が経過し、老朽化が進んでいること、また、本施設の運営を行っている社会福祉法人紫波会におきまして、同等の施設の整備を予定していることから、条例を改正しようとするものでございます。 施行期日につきましては、公布の日とするものでございます。 次に、議案第3号 紫波町地域支援事業サービス手数料条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 本案は、地域支援事業の生活指導事業及び生活指導短期宿泊事業を廃止するとともに、あわせて所要の整理をしようとするものでございます。 地域支援事業の、この2事業につきましては、国では縮小、廃止の方向としているため、町といたしましては平成22年度から町単独の高齢者施策であります紫波町高齢者生活支援事業に移行いたしまして、事業を継続、実施することとしておりますことから、条例を改正しようとするものでございます。 施行期日につきましては、平成22年4月1日とするものでございます。 次に、議案第4号 紫波町地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 本案は、この条例で定める地域の区分及び建築物の用途の制限について、都市計画決定と同様の内容になるよう整合を図るとともに、あわせて所要の整備をしようとするものでございます。 主な改正内容といたしましては、公共関連地区の一部を駅前交流地区と一般住宅地区Bとし、一般住宅地区を一般住宅地区Aに名称を改めます。 そして、近隣商業地域に用途指定をしております駅前交流地区及び駅前地区におきましては、床面積が1万平方メートルを超える大規模な集客施設を建築してはならない建築物に新たに加えようとするものでございます。 施行期日につきましては、平成22年4月1日とするものでございます。 次に、議案第5号 紫波町一般職の職員の給与に関する条例及び紫波町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。 本案は、人事院勧告に基づきます国の例に準じまして、月60時間を超える時間外勤務に係る時間外勤務手当の支給割合の改定及び時間外勤務代休時間の新設をするため、関係条例を改正するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものでございます。 まず最初に、紫波町一般職の職員の給与に関する条例の一部改正でございますが、月60時間を超える時間外勤務に係る時間外勤務手当につきまして、支給割合を100分の150に、午後10時から翌日の午前5時までの支給割合を100分の175に引き上げるものでございます。 次に、紫波町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正でございますが、月に60時間を超える時間外勤務に係る時間外勤務手当の支給割合と、本来の支給割合との差額分の手当の支給にかえまして、正規の勤務時間においても勤務することを要しない日、または時間といたしまして、時間外勤務代休時間を指定することができる制度を新設するものでございます。 また、附則におきまして、本条例の改正に伴い職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例について、制限の特例に関する規定を改正しようとするものでございます。 施行期日につきましては、平成22年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案第6号 紫波町次世代育成支援後期行動計画の策定に関し議決を求めることについてご説明を申し上げます。 本計画は、次世代育成支援対策推進法第8条第1項に基づく市町村行動計画でございます。 平成17年3月に策定をいたしました前期計画の進捗時状況及び社会情勢の変化を踏まえまして、町の今後の子育て支援策の方向性及び目標について、総合的に定めるものでございます。 計画期間につきましては、平成22年度から平成26年度までの5年間でございます。 前期計画における地域の笑顔は子どもの未来という基本理念を継承いたしまして、次世代を担う子どもたちの健やかな育ちを支援するため、現在及び未来の親子を町全体で支える計画として提案するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) 生活部長。 ◎生活部長(戸塚盛悦君) 続きまして、議案第9号につきましてご説明をいたします。 議案第9号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについてでございます。 公の施設の管理に関し、次のとおり指定管理者を指定するため、地方自治法及び紫波町施設の指定管理者の指定手続等に関する条例の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称は、紫波町立虹の保育園でございます。指定管理者となる団体の名称は、岩手県紫波郡紫波町二日町字古館356番地1、社会福祉法人紫波町社会福祉協議会、会長、近藤英一でございます。指定期間は、平成22年4月1日から平成25年3月31日まででございます。 次のページをごらんいただきます。 次ページでありますが、社会福祉法人紫波町社会福祉協議会におきましては、虹の保育園の管理運営に関する基本方針、事業計画を定めております。お目通しをお願いしたいと思います。 それから、裏側の次のページには組織図を示しておりますので、重ねてお目通しをお願いします。 以上でございます。 ○議長(武田平八君) 産業部長。 ◎産業部長(小田島栄太郎君) 続きまして、議案第10号についてご説明を申し上げます。 議案第10号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについてでございます。 公の施設の管理に関し、次のとおり指定管理者を指定するため、地方自治法及び紫波町施設の指定管理者の指定手続等に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称でございます。紫波フルーツパーク(体験農園、体験工房、ワイナリー等)でございます。指定管理者となる団体の名称でございます。岩手県紫波郡紫波町遠山字松原1番地11、株式会社紫波フルーツパーク、代表取締役、藤原 孝でございます。指定の期間は、平成22年4月1日から平成25年3月31日までの3年間でございます。 次のページをお開き願いたいと思います。 次のページからは、株式会社紫波フルーツパークの基本計画、事業計画並びに組織図が掲載されておりますので、後ほどお目通しを願いたいと思います。 続きまして、議案第11号についてご説明を申し上げたいと思います。 議案第11号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについてでございます。 公の施設の管理に関し、次のとおり指定管理者を指定するため、地方自治法及び紫波町施設の指定管理者の指定手続等に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称でございます。紫波フルーツパーク(紫波フルーツパーク交流館、果里ん亭)でございます。指定管理者となる団体の名称でございます。岩手県紫波郡紫波町小屋敷字新在家90番地、株式会社紫波まちづくり企画、代表取締役、藤原 孝でございます。指定の期間は、平成22年4月1日から平成25年3月31日までの3年間でございます。 次のページをお開き願います。 次のページからは、株式会社紫波まちづくり企画の基本計画、事業計画並びに組織図が掲載となっておりますので、お目通しを願いたいと思います。 以上が提案理由でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) 教育部長。 ◎教育部長(多田祥一君) 続きまして、議案第12号 指定管理者の指定に関し議決を求めることについてをご説明申し上げます。 本案は、紫波町総合体育館並びに紫波運動公園を指定管理するに当たりまして、次のとおり指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項及び紫波町施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第3条の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。 指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称でありますが、紫波町総合体育館及び紫波運動公園であります。指定管理者となる団体の名称とその代表者は、紫波町桜町字下川原100番地、財団法人紫波町体育協会、会長、足澤輝夫でございます。指定の期間は、平成22年4月1日から平成25年3月31日までの3年間です。 なお、指定管理に当たり体育協会から施設管理業務の事業計画が別添のとおり示されておりますので、この内容の説明は割愛させていただきますが、お目通しをお願いいたします。 以上で説明を終わります。 ○議長(武田平八君) 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 続きまして、議案第13号 町道路線の認定に関し議決を求めることについてご説明申し上げます。 本案は、町道路線の認定に関し道路法の規定により、議会の議決を求めるものであります。 2枚目から認定路線調書並びに認定路線図を添付しておりますので、ご参照願います。 認定路線は、開発行為に伴う帰属によるものが6路線、日詰駅前地区土地区画整理事業により築造されるものが1路線、紫波中央駅前の整備事業によるものが13路線、合わせまして20路線、総延長2,069.8メートルを新たに町道として認定しようとするものであります。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) 経営支援部長。 ◎経営支援部長(八重嶋雄光君) 続きまして、議案第14号 平成21年度紫波町一般会計補正予算(第9号)につきましてご説明を申し上げます。 本補正は、年度末を迎えまして歳入や事業の支出関係が固まってきたこと、あるいはさまざまな調整を行ったことによる補正内容となっております。 第1条の歳入歳出予算の補正でございます。既定予算の総額から歳入歳出それぞれ5,219万2,000円を減額いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ118億1,611万円としようとするものでございます。 予算の補正の款項等につきましては、1ページから4ページの第1表歳入歳出予算補正をお目通しをお願いいたします。 また、それらの内容につきましては、例によりまして、8ページからの事項別明細書にてご説明を申し上げます。 次、第2条繰越明許費、第3条債務負担行為の補正、第4条地方債の補正につきましては、それぞれの表にてご説明を申し上げますので、5ページへお進みをいただきたいと思います。 第2表繰越明許費でございます。 繰越明許費につきましては、2款1項総務管理費の地域活性化・経済対策臨時交付金事業2,805万円、あるいは地域活性化・きめ細やかな臨時交付金事業1億2,519万7,000円などなど、4つの款にわたりまして9事業となっております。お目通しをお願いしたいと思います。 次、6ページでございます。 上の表、第3表の債務負担行為補正につきましては3件でございまして、いずれも変更でございます。 上の、農業近代化資金利子補給は、期間の2年短縮と融資総額限度額の引き上げ、中の欄の農業経営基盤強化資金利子補給につきましては、期間の短縮と融資総額の引き上げ、下の欄の紫波町固定資産土地課税台帳照合業務委託につきましては、限度額の変更でございまして、5,010万6,000円を4,725万円としようとするものでございます。 次、下の表、第4表地方債補正でございます。 変更1件でございますが、学校教育施設等整備事業債(小学校施設整備事業)2,410万円につきましては、起債を行わないことにしたものでございます。 次は、事項別明細書でございます。8ページへお進みをいただきます。 まず、歳入でございます。2欄目の地方譲与税、3項1目地方道路譲与税につきましては、プラスの3,200万円の計上でございますけれども、21年度からは上の欄の地方揮発油譲与税となっているものでございます。 けれども、平成20年度分課税につきましては、地方道路譲与税としての歳入となるものでございますので、地方揮発油譲与税の分を減額いたしまして、地方道路譲与税のほうで同額を増額計上しようとするものでございます。 次は下のページ、9ページでございますけれども、2つの欄目でございます。 14款国庫支出金の2項6目総務費国庫補助金におきましては、地域活性化・公共投資対策臨時交付金4,426万3,000円でございます。 次は、10ページでございます。 15款の県支出金でございます。多数の項目にわたっておりますけれども、県補助金の2項1目総務費県補助金、一番上でございますけれども、説明欄の中ほど、防災情報通信設備整備事業費交付金518万7,000円の減、2目飛びまして、4目の労働費県補助金におきましては、ふるさと雇用、あるいは緊急雇用創出合わせて減額の1,147万1,000円でございます。 次の目、農林水産業費県補助金では、説明欄2項目め、強い農業づくり交付金が減の2,318万3,000円でございます。 次、12ページでございます。 3つ目の欄でございます。18款1項1目繰入金でございますけれども、説明欄のとおり、財政調整基金繰入金4,162万、まちづくり基金繰入金531万1,000円、町債管理基金繰入金2,029万5,000円など、合わせまして6,736万4,000円の減でございます。 下のページの最後の町債でございます。町債につきましては、第4表でご説明申し上げたものでございまして、2,410万円の減でございます。 次、14ページから歳出でございます。ページをお進みをいただきまして、17ページまでお進みをいただきたいと思います。 17ページ上の2款総務費、2項2目賦課徴収費におきましては、13節で公図整備業務委託料、減額506万3,000円でございます。 次は、21ページまでお願いをいたします。 一番下の表でございます。4款衛生費、2項1目清掃総務費の19節盛岡紫波地区環境施設組合負担金、減額1,259万2,000円でございます。 次のページ、22ページでございます。 5款労働費、1項2目雇用対策費で13節でございます。それぞれ事業調整がございまして、合わせまして減額の1,034万8,000円でございますけれども、説明の欄の内容となってございますので、お目通しをお願いしたいと思います。 次は、下のページでございます。 6款農林水産業費の1項2目農業総務費のうち、24節投資及び出資金におきまして、株式会社紫波フルーツパーク出資金1,500万円でございます。 24ページでございます。 ページの上でございます。同じ款項でございまして、ここは3目の農業振興費でございますが、19節集落営農育成・確保緊急整備支援事業費補助金2,318万円の減でございます。 ページは飛びまして、28ページまでお願いをいたします。 土木費でございます。2項2目道路維持費でございますけれども、11節需用費において下から3項目め、機械修繕費616万円、次の13節委託料、最後の項目で除雪委託料1,370万6,000円、いずれも除雪関係の費用の計上でございます。 次は、31ページでございます。 上のほうでございます。同じく8款でございます。4項都市計画費、ここは2目の土地区画整理費でございますが、13節委託料では設計業務委託料で2,166万9,000円の減額でございますし、15節にまいりまして紫波中央駅前整備事業工事費2,137万9,000円の増、土地区画整理事業工事費884万2,000円の減などの計上でございます。 次のページ、32ページでございます。 一番上でございますけれども、ここは4項3節の街路事業費でございますが、17節公有財産購入費でございます。日詰東裏の公園用地購入費といたしまして、3,330万円でございます。 次の4目公共下水道費におきましては、公共下水道事業特別会計への繰出金のうち、1,014万4,000円の減額でございます。 次は下のページの一番上でございますが、消防費のうちの1項1目常備消防費でございます。 一番上での15節工事請負費におきましては、全国瞬時警報システム受信機設置工事費、減額の500万円でございます。 以下は割愛をいたしまして、説明は以上でございます。 なお、39ページでございますが、ここから45ページまでは給与費明細書でございます。 46ページにまいりまして、債務負担行為の支出予定額等に関する調書でございます。 一番最後の50ページをお開きいただきたいと思います。 地方債の当該年度末等における現在高の見込みに関する調書でございますけれども、一番下の合計欄でございます。掲げられてございますとおり、19年度、20年度、21年度の現在高でございまして、右の一番下でございます。21年度末の見込みといたしましては、103億7,516万8,000円でございます。 以上で説明を終わります。 ○議長(武田平八君) 建設部長。 ◎建設部長(工藤巧君) 私のほうからは、議案第15号から17号までご説明申し上げます。 議案第15号 平成21年度紫波町紫波公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)につきまして、ご説明申し上げます。 第1条では、既定の歳入歳出予算額からそれぞれ1,202万6,000円を減額いたしまして、総額を歳入歳出それぞれ14億4,745万6,000円とする旨を定めております。 2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によることとしております。 概要につきましては、事項別明細書によりご説明いたします。 第2条では、債務負担行為の補正を行っております。 2ページのほうにお進み願います。 債務負担行為補正でございますが、上段、追加でございます。 浄化センター運転管理等業務委託につきまして、期間を平成21年度から23年度までとし、限度額を1億9,521万4,000円とするものでございます。 22年度からの浄化センターの包括委託につきまして、本年度内に契約事務を行うために定めるものでございます。 下段は変更でございます。水洗便所改造資金利子補給につきまして、補正前の限度額の借入資金総額1,000万円から400万円減額いたしまして、補正後の借入資金総額を600万円といたしております。 また、補正前の利子補給率1.85%から0.1%を引き下げまして、補正後の利子補給率を1.75%といたしております。 4ページにお進み願います。歳入でございます。 5款1項1目一般会計繰入金におきまして、1,202万6,000円減額いたしております。 5ページから6ページは歳出でございます。 事業の精査による減額補正となっておりますので、お目通しをお願いいたします。 7ページにつきましては、債務負担行為に関する調書を記載しておりますので、こちらのほうにつきましてもお目通しをお願いいたします。 続きまして、議案第16号につきましてご説明申し上げます。 議案第16号 平成21年度紫波町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、ご説明申し上げます。 第1条では、既定の歳入歳出予算額からそれぞれ343万9,000円を減額いたしまして、総額を歳入歳出それぞれ4億5,256万8,000円とする旨を定めております。 2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によることとしております。 概要につきましては、事項別明細書によりご説明いたします。 第2条では、債務負担行為の補正について定めておりますので、2ページをお願いいたします。 債務負担行為補正でございます。 上段、追加でございます。農業集落排水施設維持管理業務委託につきまして、期間を平成21年度から24年度までとし、限度額を8,627万1,000円とするものでございます。 22年度からの集落排水処理場の維持管理につきまして、本年度内に契約事務を行うために定めるものでございます。 下段は、変更でございます。水洗便所改造資金利子補給につきまして、補正前の限度額の借入資金総額1,000万円から500万円増額いたしまして、補正後の借入資金総額を1,500万円といたしております。 また、補正前の利子補給率1.85%から0.1%を引き下げまして、補正後の利子補給率を1.75%といたしております。 4ページをお願いいたします。歳入でございます。 5款1項1目一般会計繰入金におきまして、343万9,000円減額いたしております。 5ページの歳出でございますが、こちらも精査による減額となっておりまして、所要の補正を行っておりますので、お目通しをお願いいたします。 また、6ページにつきましては、債務負担行為に関する調書でございますので、こちらもお目通しをお願いいたします。 浄化槽のほうに移ります。 議案第17号 平成21年度紫波町管理型浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。 第1条では、既定の歳入歳出予算額からそれぞれ1,313万2,000円を減額いたしまして、総額を歳入歳出それぞれ1億1,065万6,000円とする旨を定めております。 2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によることとしております。 概要につきましては、事項別明細書によりご説明いたします。 第2条では債務負担行為の補正につきまして、第3条では地方債の補正について定めております。 2ページをお願いいたします。 上段の第2表債務負担行為補正でございます。水洗便所改造資金利子補給につきまして、補正前の限度額の借入資金総額を1,000万円から265万円減額いたしまして、補正後の借入資金総額を735万円といたしております。 また、補正前の利子補給率1.85%から0.1%を引き下げまして、補正後の利子補給率を1.75%といたしております。 第3表は地方債補正でございます。 起債の目的でありますが、辺地対策事業債につきまして、補正前の限度額を220万円から限度額を140万円減額いたしまして、補正後の限度額を80万円といたしております。 その下、下水道事業債でございますが、補正前の限度額4,400万円から限度額を310万円減額いたしまして、補正後の限度額を4,090万円といたしております。そのほかの変更はございません。 4ページにお進み願います。 歳入でございます。主な内容につきましてご説明いたします。 1款1項1目受益者分担金におきまして、136万1,000円減額いたしております。 3款1項1目浄化槽事業費国庫補助金におきまして、説明の欄でございますが、循環型社会形成推進交付金を1,149万5,000円減額し、汚水処理施設整備交付金を397万4,000円増額いたしております。 その下、4款1項1目一般会計繰入金におきまして、25万3,000円減額いたしております。 その一番下、7款1項1目町債におきまして、説明の欄ですが、辺地対策事業債を140万円、下水道事業債を310万円、それぞれ減額いたしております。 5ページでございます。 中ほどから下の段でございます。1款2項1目施設整備費におきまして、17節公有財産購入費の説明の欄、浄化槽購入費として汚水処理事業分を1,172万8,000円増額し、循環型事業分を2,264万6,000円減額いたしまして、節の合計で1,091万8,000円の減額となっております。 そのほか、精査による所要の補正を行っております。 次のページでございます。上段は債務負担行為に関する調書でございます。下段は地方債に関する調書となっておりますので、お目通しをお願いいたします。 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(武田平八君) 生活部長。 ◎生活部長(戸塚盛悦君) 議案第18号につきましてご説明いたします。 平成21年度紫波町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ3,020万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億923万7,000円とするものでございます。 以下、主要な点につきまして、事項別明細書によりご説明を申し上げます。 4ページをお開き願います。 歳入でございます。一番下の段、10款1項1目繰越金、8,939万7,000円の補正額でございますが、これは前年度繰越金として計上しております。 5ページに入ります。 歳出でございます。上の段、1款2項2目賦課徴収費でありますが、13節委託料186万9,000円を予算計上しております。これは、国保税費自発的失業者軽減対応システム改修にかかわるものでございます。 次の段、2款1項1目一般被保険者療養給付費でございますが、800万の補正額でございます。これは、給付費の増加に伴うものでございます。 以上でございます。 続きまして、議案第19号につきましてご説明いたします。 議案第19号 平成21年度紫波町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 本案の予算総額は、歳入歳出それぞれ1,265万5,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ20億347万4,000円とするものでございます。 以下、主要な点を事項別明細書によりご説明申し上げます。 4ページをお開き願います。 歳入でございますが、歳入につきましては、給付費の減額に伴いまして各財源につきまして負担割合に応じてすべて減額としております。 5ページに入ります。 歳出でございます。真ん中の段、2款3項1目高額介護給付費でございますが、240万を補正しておりますが、これは制度改正によりまして、本年度初めての給付となりますが、高額医療合算介護サービス費として240万を増額するものでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(武田平八君) 水道事業所長。 ◎水道事業所長(高橋正君) 議案第20号 平成21年度紫波町水道事業会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。 第2条、収益的収入及び支出でございますが、収入、第1款水道事業収益の既決予定額6億4,130万3,000円に147万8,000円を増額し、収入総額6億4,278万1,000円とするものでございます。 次に、支出ですが、第1款水道事業費用6億3,172万2,000円の既決予定額に315万9,000円を増額し、支出総額6億3,488万1,000円の予定額とするものでございます。 1ページにお進みください。 本補正予算に係る予算実施計画でございます。 第1款水道事業収益、第1項営業収益、第3目その他営業収益でございますが、簡易給水施設運営受託料として147万8,000円の増額。 支出のほうは第1款水道事業費用、第1項営業費用、第1目原水及び浄水費288万8,000円、第2目配水及び給水費27万1,000円の増額を予定しております。 内容については記載のとおりでございますので、お目通しをお願いいたします。 2ページにお進みください。本補正予算に係る資金計画でございます。 既決予定額から168万1,000円の支払いの増額がありますので、資金残高が3億9,849万4,000円の見込みとなっております。 以上が本補正予算に係る内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第2号及び議案第14号から議案第17号の審議については3月10日に、また、議案第3号から議案第6号の審議については3月17日に、また、議案第9号から議案第13号及び議案第18号から議案第20号の審議については3月24日に行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。--------------------------------------- △発議案第1号~発議案第2号の上程、説明 ○議長(武田平八君) 日程第10、発議案第1号 紫波町特別職の職員の旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、発議案第2号 紫波町議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。 朗読を省略し、提案者の説明を求めます。 19番議員。 ◆19番(阿部王洋君) 発議案につきまして、提案説明をさせていただきます。 発議案第1号でございます。紫波町特別職の職員の旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でございます。 この条例案は、近隣市町村及び町内を旅行する場合の議会の議員に係る日当について、改めようとするものでございます。 これまで、本会議や委員会、全員協議会に出席した場合、また、近隣市町村に研修等で出張した場合、1,000円の日当を支給しておりましたが、通常の議会活動においては、報酬の中に日当が含まれているという考え方に立ち、日当を支給しないこととするものであります。 町の常勤特別職や一般職の職員は支給されていないという状況や、県内他市町村の動向等も踏まえたものでございます。 ただし、各種団体から議長に出席の依頼があり、議長または議長から委任された議員が公務として行事等に出席する場合は、従来どおり1,000円の日当を支給することといたします。 施行日は、本年4月1日でございます。 次に、発議案第2号 紫波町議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例でございます。 政務調査費については、平成19年度から交付を休止しておりましたが、議員の町政に関する調査、研究活動を充実し審議能力を強化して、議会の活性化に資するために平成22年度から交付を再開することといたし、それにあわせて運用等の見直しを行うため、この条例を改正しようとするものでございます。 1つは、交付額についてであります。 調査、研究活動を充実したものにするために必要な経費の一部として、月額を2,500円から5,000円に改めるものでございます。 次に、政務調査費の適正な取り扱いに資するため、収支報告書に収支等の写しの添付を義務づけるものでございます。 さらに、政務調査費の使途の透明性を確保するために、だれでも収支報告書及び領収書等の写しを簡単な手続で閲覧できるよう規定するものでございます。 なお、あわせて条文の所要の整備をいたしております。 施行日は、本年4月1日でございます。 ○議長(武田平八君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案第1号、発議案第2号の審議については3月10日に行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(武田平八君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(武田平八君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後3時43分...